VMware Aria Operations でクラウド プロキシを使用すると、オンプレミス データセンターまたは VMware Cloud(VMC on AWS、VMC on Dell EMC、Azure VMware Solution、Google Cloud VMware Engine、Oracle Cloud VMware Solution)のデータを収集および監視できます。VMware Aria Operations に 1 つ以上のクラウド プロキシをデプロイし、エンドポイント環境と VMware Aria Operations の間で一方向通信を確立できます。クラウド プロキシは一方向のリモート コレクタとして機能し、エンドポイント環境から VMware Aria Operations へのデータのアップロードを行います。クラウド プロキシは、複数の vCenter Server またはクラウド アカウントをサポートできます。パブリック クラウド(AWS、Azure、GCP)の場合、デフォルトのコレクタでデータを収集して監視できます。クラウド プロキシの詳細については、『VMware Aria Operations 構成ガイド』の「クラウド プロキシに関する FAQ」というトピックを参照してください。
前提条件
- vSphere に IP アドレス、DNS エントリと、OVF テンプレートをデプロイする権限があることを確認します。
- vSphere にログインし、vCenter Server システムに接続していることを確認します。
- ポート 443 を介した cloud proxy の送信 HTTPS トラフィックを許可します。VMware Aria Operations でのファイアウォールの要件については、ナレッジベースの記事 KB93210 を参照してください。
- Telegraf ベースのアプリケーション監視のために、ポート 443、8443、4505、および 4506 経由でのクラウド プロキシへの受信トラフィックを許可します。
- プッシュ モデル アダプタやクラウド プロキシの Suite-API のために、ポート 443 経由でのクラウド プロキシへの受信トラフィックを許可します。
- vCenter Server クラウド アカウントを追加し、次の読み取りおよび書き込み権限を持つアカウントを指定します。
- vCenter Server の IP アドレスまたは FQDN
- vCenter Server にクラウド プロキシをインストールするために必要な権限。
権限の詳細については、「vCenter Server アダプタ インスタンスの構成に必要な権限」を参照してください。
- IP アドレスは予告なく変更される可能性があるため、ファイアウォールを使用して IP アドレスを基準としてトラフィックを制限することは推奨しません。トラフィック制限の基準には、FQDN のみを使用する必要があります。
手順
次のタスク
cloud proxy をアップグレードします。詳細については、『VMware Aria Operations スタート ガイド』の「クラウド プロキシのアップグレード」というトピックを参照してください。
cloud proxy の問題のトラブルシューティングを行います。詳細については、クラウド プロキシのトラブルシューティングを参照してください。