ポリシー ワークスペースでワークフローを使用して、ローカル ポリシーをすばやく作成し、既存のポリシーの設定を更新できます。ローカル ポリシー設定のソースとして使用する基本ポリシーを選択し、環境内のオブジェクトまたはオブジェクト グループのデータの分析および収集に使用するしきい値や設定を変更します。ローカル設定が定義されていないポリシーは、基本ポリシーから設定を継承し、関連付けられたオブジェクトまたはオブジェクト グループに適用します。
前提条件
VMware Aria Operations がデータを分析および収集するためのオブジェクトまたはオブジェクト グループが存在していることを確認し、存在していない場合は作成します。を参照してください。
手順
- 左側のメニューで の順にクリックします。
- [追加] をクリックしてポリシーを追加するか、ポリシーを選択して [ポリシーの編集] をクリックし、既存のポリシーを編集できます。
ポリシーの追加や編集に加え、特定のポリシーを削除することもできます。自分で作成した他のポリシーの設定に、基本設定ポリシーまたはデフォルト ポリシーをルート ポリシーとして使用できます。どのポリシーもデフォルト ポリシーに設定できます。
- [ポリシーの作成] ワークスペースで、ポリシーに名前を割り当て、説明を入力します。
すべてのユーザーがポリシーの目的を把握できるように、分かりやすい名前と説明をポリシーに割り当てます。
- [継承元] ドロップダウンで、ベースラインとして使用するベース ポリシーを 1 つ以上選択し、新しいローカル ポリシー用の設定を定義します。
新しいポリシー設定のベースライン ソースとして、
VMware Aria Operations にある任意のポリシーを使用できます。
- [ポリシーの作成] をクリックします。
[ポリシーの作成] ワークスペースには、ポリシーのカスタマイズ用オプションが用意されています。
- [メトリックおよびプロパティ] をクリックします。このワークスペースで、ポリシーに含めるメトリック、プロパティ、またはスーパー メトリック属性を選択します。
VMware Aria Operations は、ポリシーに含めるメトリック、またはプロパティ、スーパー メトリック属性に基づいて、環境内のオブジェクトからデータを収集します。
- [保存] をクリックして、[ポリシーの作成] ワークスペースに戻ります。
- [アラートおよびシンプトム] をクリックします。このワークスペースで、アラート定義とシンプトム定義を選択し、ポリシーの必要に応じて有効または無効にします。
VMware Aria Operations は、問題とみなされる状態が発生すると、環境内のオブジェクトの問題を特定してアラートをトリガします。
- [保存] をクリックして、[ポリシーの作成] ワークスペースに戻ります。
- [キャパシティ] をクリックします。このワークスペースで、コミットされたプロジェクトなどの状況に応じた設定の選択やオーバーライドを行い、キャパシティや残り時間などの詳細設定を計算します。
- [保存] をクリックして、[ポリシーの作成] ワークスペースに戻ります。
- [コンプライアンス] をクリックします。このワークスペースで、ポリシーに必要なコンプライアンスのしきい値を設定します。
- [保存] をクリックして、[ポリシーの作成] ワークスペースに戻ります。
- [ワークロード自動化] をクリックします。このワークスペースで、ポリシーに必要な最適化設定を選択します。
ロック アイコンをクリックして、ポリシーに固有のワークロード自動化オプションのロックを解除し、構成します。ロック アイコンをクリックしてオプションのロックを解除すると、ポリシーは親ポリシーの設定を継承します。
- [保存] をクリックして、[ポリシーの作成] ワークスペースに戻ります。
- [グループおよびオブジェクト] をクリックします。このワークスペースで、ポリシーを適用する 1 つ以上のグループやオブジェクトを選択します。
VMware Aria Operations は、オブジェクトまたはオブジェクト グループに適用されたポリシーの設定に応じてオブジェクトを監視し、しきい値に違反した場合にアラートをトリガして、結果をダッシュボード、ビュー、およびレポートで報告します。1 つ以上のオブジェクトまたはオブジェクト グループにポリシーを割り当てない場合、VMware Aria Operations はそのポリシー内の設定をどのオブジェクトにも割り当てず、ポリシーは有効になりません。割り当てられたポリシーがないオブジェクトまたはオブジェクト グループには、VMware Aria Operations がオブジェクト グループをデフォルト ポリシーに関連付けます。
オブジェクト タイプをフィルタリングして、これらのオブジェクト タイプの設定を変更し、
VMware Aria Operations でダッシュボードやビューで想定されるデータが収集および表示されるようにします。
- [保存] をクリックして、[ポリシーの作成] ワークスペースに戻ります。
次のタスク
VMware Aria Operations が環境内のオブジェクトからデータを分析および収集した後、ダッシュボードおよびビューでデータを確認します。データが期待されたものでない場合、ダッシュボードに必要なデータが表示されるまで、ローカル ポリシーを編集して設定をカスタマイズおよびオーバライドします。