メンテナンス モードを使用してオブジェクトをオフラインにします。環境内には多くのオブジェクトが意図的にオフラインにされている場合があります。たとえば、ソフトウェアのアップデートのためにサーバを非アクティブ化することがあります。オブジェクトがオフラインのときに VMware Aria Operations がメトリックを収集している場合、オブジェクトの健全性のデータに影響する不正なアラートが生成される場合があります。オブジェクトがメンテナンス モードの場合、 VMware Aria Operations は、そのオブジェクトからメトリックを収集せず、アラートも生成しません。

メンテナンス スケジュールの仕組み

オブジェクトが一定間隔でメンテナンスを受ける場合には、メンテナンス スケジュールを作成して、そのスケジュールをオブジェクトに割り当てることができます。たとえば、毎週火曜日の深夜 0 時から午前 3 時までオブジェクトをメンテナンス モードにできます。また、無期限に、または指定期間、手動でオブジェクトをメンテナンス モードにすることもできます。これらの方法は相互に排他的ではありません。メンテナンス スケジュールが割り当てられている場合でも、オブジェクトをメンテナンス モードにしたり、メンテナンス モードを解除したりできます。

メンテナンス スケジュールの管理を確認できる場所

左側のメニューで [環境] をクリックし、[インベントリ] をクリックします。[リスト] ツールバーで [メンテナンス開始] をクリックします。

表 1. メンテナンス スケジュールの管理オプション
オプション 説明
ここに戻り、メンテナンスを自分で終了する。 [OK] をクリックすると、選択したオブジェクトのメンテナンス モードが始まります。このオブジェクトのメンテナンス モードは手動で終了する必要があります。
以下の分数の後にメンテナンスを終了 オブジェクトがメンテナンス モードにある時間を分数で入力します。
以下の日時にメンテナンスを終了 カレンダー アイコンをクリックしてメンテナンス モードを終了する日付を選択します。