VMware Aria Operations 管理者として、VMware Aria Operations から VMware Aria Operations SaaS にコンテンツを移行することができます。VMware Aria Operations SaaS に移行すると、場所と時間の制約なくコンテンツにアクセスできるほか、自動アップグレードが提供されるので最新バージョンを確実に入手でき、クラウド プロキシを使用した安全な一方向接続が確保されます。

VMware Aria Operations オンプレミスから SaaS への移行時には、カスタム データと履歴データを移行できます。

[カスタム コンテンツの移行]
  1. コンテンツのエクスポート元の VMware Aria Operations インスタンスにログインします。
  2. 左側のメニューで [管理] をクリックし、右側のペインで [コンテンツの管理] をクリックします。
  3. [エクスポート] タブで、エクスポートするコンテンツと構成を選択し、[エクスポート] をクリックします。

    詳細については、バックアップの作成を参照してください。

    システムは、コンテンツを 1 つの ZIP ファイルに圧縮します。

    注: 機密情報を含む統合アカウント、HTTP プロキシ、送信設定、ユーザー、認証ソースなどの構成では、データをエクスポートするための新しいパスワードをセットアップする必要があります。パスワードは 14 文字以上にする必要があります。
    注: VMware Aria Operations SaaS は、認証ソース、ユーザー、および HTTP プロキシのエクスポート/インポートをサポートしていません。
  4. [ZIP ファイルのダウンロード] リンクをクリックして、コンテンツ バンドルをダウンロードします。

    ダウンロードしたコンテンツを使用して、コンテンツのリストアや、別のセットアップへのエクスポートができます。

  5. VMware Aria Operations SaaS にログインします。
  6. 左側のメニューで [管理] をクリックし、右側のペインで [コンテンツの管理] をクリックします。
  7. [インポート] タブをクリックし、[参照] をクリックして、エクスポートしたコンテンツが含まれるダウンロード済みの ZIP ファイルを選択します。
  8. コンテンツのインポート中に競合が発生した場合は、[既存の内容を上書き] または [アイテムをスキップ] を選択できます。
  9. 機密情報を含むコンテンツ タイプの場合は、コンテンツのエクスポート時に設定したパスワードを入力します。
  10. [インポート] をクリックします。

    インポートが完了した後、コンテンツは VMware Aria Operations SaaS で使用可能になります。インポート操作が完了すると、タイムスタンプの付いたインポート レポートが表示されます。この情報は、[インポート] 画面の [結果] セクションの下で確認できます。

[履歴データの移行]
履歴データを VMware Aria Operations から VMware Aria Operations SaaS に移行する際には、次のオプションがあります。
  • 最大 30 日間データを収集する場合は、SaaS とオンプレミスを 30 日間無償で同時に実行するようにリクエストします。
  • 履歴データを長期間(30 日を超えて)保持する場合は、テクニカル アカウント マネージャ (TAM) またはサポート チームにお問い合わせください。
データ保持の詳細については、『 VMware Aria Operations 構成ガイド』の「グローバル設定のリスト」トピックを参照してください。