SSH を使用して cloud proxy インスタンスにアクセスし、そのコマンドライン インターフェイスを使用して次のアクションを実行できます。

  • 最新バイナリの自動ダウンロードが失敗した場合の、クラウド プロキシの手動アップグレード。自動ダウンロードが失敗すると、VMware Aria Operations のユーザー インターフェイスに通知が表示されます。cloud proxy インスタンスを手動で最新バージョンにアップグレードするには、次のナレッジベースの記事 KB80590 を参照してください。
  • サポート バンドルの生成。
  • クラウド プロキシの健全性および接続の詳細を示すステータスの収集。
コマンド ライン 説明
cprc-cli -h, --help ヘルプ メッセージと、コマンドライン インターフェイスの使用方法を表示します。
cprc-cli -s, --status cloud proxy のライフサイクル ステータス、構成の詳細、アップグレード関連情報などが出力されます。これは、サポートおよびトラブルシューティングに関連する必要な情報を取得する場合や、 VMware Aria Operations への接続を確認する場合、製品バージョン番号を確認する場合などに役立ちます。
cprc-cli -u PRODUCT_PAK, --upgrade PRODUCT_PAK cloud proxy インスタンスは、自動アップグレードがデフォルトで有効になっています。ただし、例外的な問題が発生したために自動アップグレードが失敗した場合は、このコマンド ラインを使用して、クラウド プロキシ インスタンスを目的のバージョンにアップグレードします。
  • 8.3 リリース cprc-cli -sb, --generate-support-bundle

  • 8.4 リリース cprc-cli -sb, --generate-support-bundle

  • 8.5 リリース cprc-cli IS_HEAVY -sb, --generate-support-bundle IS_HEAVY

    IS_HEAVY オプションは、true または false として指定する必要があります。例:

    cprc-cli -sb true 
    cprc-cli -sb false

    true オプションを使用すると、サポート バンドルは journal.ctl ログとともに生成されます。false オプションを使用すると、サポート バンドルは journal.ctl ログなしで生成されます。

ログ、構成、およびステータス ファイルのパッケージである cloud proxy サポート バンドルを生成します。サポート バンドルは、製品のサポートおよびトラブルシューティングに必要です。生成されたサポート バンドルは、/storage/core/vmware-vrops-cprc/support の場所にあります。
cprc-cli -rsb SUPPORT_BUNDLE, --remove-support-bundle SUPPORT_BUNDLE 指定されたサポート バンドルをすべて削除します。システム組み込みのコマンドを使用して、生成されたサポート バンドル パッケージを削除できますが、そのアクションにはこのコマンドを使用することを推奨します。
cprc-cli -fm, --enable-fips-mode cloud proxy の FIPS モードを有効にします。
cprc-cli -v -d all | install | network | services | connection トラブルシューティング プロセスを実行して、次のすべての問題またはいずれかの問題を確認します。
  • インストール。仮想マシンのデプロイと cloud proxy のインストールが成功しているかどうかを確認します。
  • ネットワーク。IP アドレス構成、DNS 構成、ホスト(ホスト名)構成を確認します。
  • サービス。systemctl show コマンドに基づいて、vmware-casa.servicecollector.servicehaproxy.servicehttpd-north.service、および httpd-south.service がアクティブになっていてロードされているかどうかを確認します。
  • 接続:curl を使用して VMware Aria Operations クラスタ ノードとの接続を確認します。プロキシ サーバの場合は、指定された構成を使用してプロキシ サーバ経由の接続を確認します。

より詳細な出力を生成するには -v コマンドを使用します。このコマンドは、ログ ファイルを生成して /var/log/support/cprc.analysis.log に保存します。

-cs, --certificates-status インポートされた証明書のステータスと、証明書が正しく構成されているかどうかが表示されます。
cprc-cli -rc, --replace-certificate クラウド プロキシの自己署名証明書を置き換えることができます。

新しい証明書へのフル パスをコマンドに追加します。この機能は、証明書とプライベート キーを含む完全な証明書チェーンがあることが前提となります。詳細については、ナレッジベースの記事 KB 89583 を参照してください。

cprc-cli -cc, --connectivity-check 接続チェックを実行できます。指定した URL への HTTPS 接続を確認できます。URL が指定されていない場合は、デフォルトの前提条件に対する HTTPS 接続をチェックします

SaaS 構成の場合、デフォルトの前提条件はゲートウェイの FQDN とアップグレード パックの URL です。

cprc-cli -cc -r, --response 接続チェック中にサーバからの応答を表示します。
cprc-cli -cc -rt, --routing 接続チェック中にルーティング情報を表示します。
cprc-cli -env, --ovfenv ovfEnv.xml ファイルの内容を表示します。
cprc-cli -rec, --recovery CPRC リカバリ スクリプトを実行します。
cprc-cli -rh, --run-on-hosts 指定された構成に従って、ホスト上で特定のスクリプトを実行します。
cprc-cli -gt, --generate-template -rh オプション構成用の template.json ファイルを生成します。