[インベントリ サマリ] ダッシュボードは、運用チームが IT 管理者にキャパシティについて説明するために使用します。このダッシュボードは、[キャパシティ サマリ] ダッシュボードと連携します。インベントリには、使用可能なリソースと、それらのリソースで実行されている処理の詳細が表示されます。キャパシティには、残りのキャパシティと時間の詳細が表示されます。

設計上の考慮事項

IT シニア管理者向けのすべてのダッシュボード設計に関する一般的な考慮事項については、[エグゼクティブ サマリー] ダッシュボード を参照してください。

ダッシュボードの使用方法

  • [サマリ] ウィジェットでは、主要インベントリ番号を簡単に確認できます。
    • スコアボードはインタラクティブです。このウィジェットは、ダッシュボードの下部に配置された 8 つの円グラフを操作します。すべての情報は vSphere World レベルであるので、いずれかをクリックすると、インベントリの合計の詳細が表示されます。
  • [データセンター] ウィジェットから任意のデータセンターを選択します。
    • このウィジェットは、所定のデータセンターの構成要素と関連するキャパシティを簡単に確認できるように、クラスタおよびデータセンターを操作します。
    • 小規模な環境では、環境内のすべての仮想マシンを表示できるように、vSphere World が表示されます。
    • 表内の任意の列で並べ替えるには、列のタイトルをクリックします。
  • ダッシュボードの 8 つのチャートは、インベントリの詳細を提供します。これらは [データセンター][コンピューティング][ストレージ][サマリ] ウィジェットによって操作されます。

注意点

  • vSphere の関係階層を理解してください。たとえば、コンピューティング(クラスタ)はストレージ(データストア)の親ではないため、論理的にはクラスタ内にデータストアを表示できません。データセンターは、コンピューティング(クラスタ)、ネットワーク (Distributed Switch)、ストレージ(データストア)で構成されます。
  • データストアでは円グラフは表示されません。これは、ビュー ウィジェットの既知の制限です。
  • シニア管理者が特定の環境の最大の仮想マシンを表示する場合は、CPU、メモリ、ディスクの詳細が強調表示されるように、上位 N ウィジェットを追加して、上位 10 人の最大利用者を一覧表示します。