オブジェクトに対してトリガされたシンプトムを経時的に見ると、環境内のオブジェクトの問題をトラブルシューティングする際に、トリガされたシンプトム、アラート、およびイベントを比較できます。 VMware Aria Operations の [タイムライン] タブには、環境内の問題の調査に使用できる、トリガされたシンプトムを見るための視覚的なチャートがあります。
以下のシンプトムが、sales-10-dk 仮想マシン上でレポートされたパフォーマンス問題の根本的原因の指標になりうると判断したら、それら同士を、時間をかけて比較します。通常とは異なるパターンや共通のパターンを探します。
- ゲスト ファイル システムの全体的なディスク使用量がクリティカル限界に到達している。
- 仮想マシンのディスク容量の残り時間が少なくなっている。
- 仮想マシンの CPU の残り時間が少なくなっている。
- ゲスト パーティション ディスク容量を使用する。
- 仮想マシンのメモリの残り時間が少なくなっている。
[タイムライン] タブを使用して問題を評価する次の方法は、 VMware Aria Operations および 1 つの方法のみを使用するための例として示されるものです。環境に特化したトラブルシューティング スキルや知識により、どの方法が有効か判断してください。
前提条件
手順
結果
- ホスト リソース使用量、ホスト ディスク使用量、ホスト CPU 使用量のシンプトムが、およそ 4 時間ごとに約 10 分間トリガされる。
- 仮想マシンのゲスト ファイル システムの容量不足のシンプトムがトリガされ、時間の経過とともにキャンセルされる。このシンプトムは 1 時間アクティブになりキャンセルされることがある。このシンプトムが 2 時間アクティブのこともある。ただし、キャンセルとそのシンプトムの次のトリガ間は 30 分以下になる。
次のタスク
バッジおよびアラートのコンテキストでイベントを確認します。「仮想マシンの問題をトラブルシューティングする際、影響のあるイベントを特定する」を参照してください。