[イベント] タブ

イベントとは、オブジェクトに対する何らかの変更のことで、そのオブジェクトのメトリックの変化によって定義されます。オブジェクトへの変更をシンプトムや他のデータと比較して、発生したアラートの考えられる原因を特定できます。

[イベント] タブの機能

[アラート] ページまたはタブから [イベント] タブを表示した場合、[イベント] タブは、選択されたオブジェクトについてアラートが発生した時点をタイムラインの中心として開きます。

チャートをさまざまなデータの組み合わせを表示するように構成し、調査しているアラートの原因となるイベントを特定できます。範囲選択のコントロールを使用してタイムラインの時間枠を拡大し、グラフ領域をクリックしてドラッグして特定の期間にズームインします。グラフのデータポイントをクリックすると、各種イベントの説明がポップアップ表示されます。

[アクション] メニューをクリックすると、vSphere Client など、外部アプリケーションが開きます。

[イベント] タブの場所

左側のメニューで [環境] をクリックし、グループ、カスタムデータセンター、アプリケーションまたはインベントリオブジェクトを選択します。[オブジェクト] をクリックすると、そのオブジェクトの [サマリ] タブが表示されます。[イベント] > [イベント]タブをクリックします。
メニューで [検索] を選択し、目的のオブジェクトを探します。[オブジェクト] をクリックすると、そのオブジェクトの [サマリ] タブが表示されます。[イベント] > [イベント] タブをクリックします。
左側のメニューで [トラブルシューティング] > [アラート] の順にクリックし、目的の [アラート] をクリックしてその詳細を右側に表示します。[イベントの表示] をクリックします。アラートをトリガしたオブジェクトが、関連付けられているイベントとともに表示されます。

表 1. 表示先ソース
オプション	説明
自分	現在のオブジェクトのイベントを表示または非表示にします。
ピア	影響を受けたオブジェクトと類似するオブジェクトのイベントを表示または非表示にします。
親 <オプション>	現在のオブジェクトの親オブジェクトや先祖オブジェクトのイベントを表示または非表示にします。
子 <オプション>	影響を受けたオブジェクトの子孫のイベントを表示または非表示にします。

表 2. アラートフィルタ
オプション	説明
クリティカル度 <オプション>	選択された重要度レベルに一致するアラートを制限します。重要度を選択しないと、すべてのアラートが表示されます。
ステータス <オプション>	チャートのアラートをキャンセルされたアラートまたはアクティブなアラートに制限します。ステータスを選択しないと、すべてのアラートが表示されます。このオプションはアラートのみに適用されます。障害イベントや変更イベントには適用されません。変更イベントおよびアクティブな障害は常にチャートに表示されます。
アラートタイプ <オプション>	1 つまたは複数のアラートタイプを選択します。タイプはアラートが定義される際に割り当てられます。タイプを選択しないと、すべてのアラートが表示されます。

表 3. イベントフィルタ
オプション	説明
動的しきい値違反	VMware Aria Operations は、設定されているポリシーに基づいてオブジェクトについて収集された各メトリック値の動的しきい値を計算します。
ハードしきい値違反	設定されているポリシーに基づく、ハードしきい値違反を表すイベント。システムは、ハードしきい値に違反するメトリックの数を分析してトレンドを判別します。
データの可用性	データストアパフォーマンスを反映するイベント。データの可用性は、ユーザーやアプリケーションにデータをオンデマンドで提供するキャパシティです。
システムの低下	システムのパフォーマンスに対する悪影響を反映しているイベント。
環境	環境の変化を示すイベント。
変更	変更イベントを表示または非表示にします。変更イベントはオブジェクトに対する変更で、アラートが発生することも発生しないこともあります。
通知	日常的な通知イベント。
障害	予期される動作とは異なる動作が観測されたことを示すイベント。

表 4. 日付コントロール、イベントチャート、イベントデータグリッド
オプション	説明
日付コントロール	チャート内のデータを選択された時間枠に制限します。
イベントチャート	重要度別の一定期間のイベントおよびアラートと、ツールバーで選択した他のデータオプションを表示します。
イベントデータグリッド	次の表示オプションの少なくとも 1 つを選択しているときに、イベントの一覧が表示されます。自分親子ピア