ワークロード管理が有効になっているクラスタとは、vSphere で実行されている、Kubernetes が有効になっているクラスタのことです(スーパーバイザー クラスタとも呼ばれます)。名前空間と呼ばれる、あるタイプのリソース プールをホストします。[Workload Management Enabled Cluster Summary] タブには、選択したクラスタの状態の概要が表示されます。

[クラスタのサマリ] タブについて

[クラスタのサマリ] タブ ページのスクリーンショット。
表 1. [Workload Management Enabled Cluster Summary] タブのオプション
オプション 説明
トラブルシューティング コンテキストの現在のオブジェクトでトラブルシューティング ワークベンチを起動します。
Object Summary

このウィジェットには、選択したオブジェクトの詳細が表示されます。また、このウィジェットには、選択したオブジェクトに関連付けられているリソースの数と、ワークロード管理が有効であるか無効であるかも表示されます。

アクティブ アラート
このウィジェットは、次のアラート タイプのアラート ステータスの視覚的なインジケータとなります。
  • 健全性アラート(通常直ちに対処が必要)
  • リスク アラート(すぐになんらかの問題を調査する必要があることを示す)
  • 効率アラート(リソースの節約が可能であることを示す)

オブジェクトのアラートを表示するには、バッジをクリックします。

残り時間

このウィジェットには、予測されるリソース使用率が使用可能なキャパシティのしきい値を超えるまでの残り日数が表示されます。

残りキャパシティ このウィジェットには、新しい仮想マシンを格納するための仮想環境の未使用キャパシティが表示されます。
仮想マシン追加可能数 仮想マシン追加可能数は、平均プロファイルに基づいています。仮想マシン追加可能数は、ポリシーの 1 つまたは複数のカスタム プロファイルを有効にしたときに計算されます。全体的な仮想マシン追加可能数は、最も制約が大きいプロファイルに基づきます。
使用率 このウィジェットは、選択したクラスタで使用されるキャパシティと利用可能なキャパシティの合計を比べて、トレンドを知るために使用されます。
主要な使用率インジケータは次のとおりです。
  • CPU キャパシティ使用量
  • メモリ使用量
  • メモリ バルーン
  • ディスクの IOPS 合計
  • ディスクのスループット合計
  • ネットワーク使用率
パフォーマンス

このウィジェットには、オフジェクト全体のパフォーマンスに関する、サマリのメトリックが表示されます。メトリックに関連付けられているシンプトムに基づいて、その健全性を示す色で、さまざまな主要なパフォーマンス インジケータの最新の値とトレンド ラインが表示されます。各メトリックをクリックして、展開されたチャートを表示します。

主要なパフォーマンス インジケータは次のとおりです。
  • 最大仮想マシン メモリ競合
  • 最長のディスク遅延ユーザー
  • メモリが競合しているユーザー
  • CPU Ready のユーザー
  • ドロップされた物理ネットワーク パケット数
  • ドロップされた仮想ネットワーク パケット数
構成

このウィジェットには、ホストのハードウェア、CPU、およびネットワーク構成の詳細が表示されます。

名前空間 クラスタ内の名前空間の構成ステータス、現在のバージョン、および Kubernetes ステータスを一覧表示します。