バッジのメトリックでは、ユーザー インターフェイスのバッジの情報が提供されます。これらは環境内のオブジェクトの健全性、リスク、効率を報告します。

VMware Aria Operations 6.x では、時間単位ではなく、5 分間平均のバッジ メトリック データを分析します。その結果、以前のバージョンよりも、効率性およびリスク バッジの計算の感度が高くなっています。バッジ メトリックは、引き続き夜間に公開されます。

表 1. バッジのメトリック
メトリック名 説明
バッジ|コンプライアンス [バッジ|コンプライアンス (%)] メトリックは、コンプライアンス シンプトムの違反数と合計数に基づいて次の式で計算した、指定したオブジェクトのコンプライアンス スコアを示します: [Math.round(100 - (((double)triggeredSymptoms/totalSymptoms)*100))]。つまり、このメトリックは、違反したシンプトムに基づいた、オブジェクトごとのコンプライアンス スコアを示します(オブジェクトの詳細の [コンプライアンス] タブで確認可能)。このメトリックを、[最適化] > [コンプライアンス] 画面に表示されるベンチマークのコンプライアンス スコアと混同しないでください。こちらは、オブジェクトの合計数に対する準拠/非準拠の件数を考慮します。[バッジ|コンプライアンス (%)] メトリックは、[コンプライアンス \ 仮想マシンの分布]、[コンプライアンス \ vSphere 分散ポート グループ]、[コンプライアンス \ vSphere ESXi ホスト]、[コンプライアンス \ vSphere 仮想マシン] の 4 つのビューに加え、非推奨のダッシュボードのウィジェットである [vSphere セキュリティ コンプライアンス] ダッシュボードの [コンプライアンス サマリ] ウィジェットで使用されます。
バッジ|効率 効率の全体的なスコア。最終スコアの範囲は 1 ~ 100 です。緑色 - 100、黄色 - 75、オレンジ色 - 50、赤色 - 25、不明:-1 です。スコアは、効率カテゴリ内のアラートの重要度から取得されます。
バッジ|健全性 健全性の全体的なスコア。最終スコアの範囲は 1 ~ 100 です。緑色 - 100、黄色 - 75、オレンジ色 - 50、赤色 - 25、不明:-1 です。スコアは、健全性カテゴリ内のアラートの重要度から取得されます。
バッジ|リスク リスクの全体的なスコア。最終スコアの範囲は 1 ~ 100 です。緑色 - 0、黄色 - 25、オレンジ色 - 50、赤色 - 75、不明:-1 です。スコアは、リスク カテゴリ内のアラートの重要度から取得されます。