アプライアンスのログ バンドルでは、VMware サポート チームおよびエンジニアリング チームが発生した問題のトラブルシューティングを行うために必要な診断情報が収集されます。サポート チームは、詳細な分析とトラブルシューティングを行うため、クラウドからアプライアンスのログ バンドルを収集できます。アプライアンスから各サービスのログ レベルを設定できます。VMware サポート チームは問題のトラブルシューティング中に、アプライアンスのログ レベルを変更するように、またはログをエクスポートするように求めることができます。VMware サポート チームは、ログを prod.cwp.carbonblack.io ドメインにアップロードします。

ログのエクスポート オプションとログ レベル オプションを構成できます。ログ レベルは、Rootcom.vmware.cwp などの組み込みパッケージ ファイルで構成できます。デフォルトで、Root には[警告]が、com.vmware.cwp には[情報]がログ レベルとして割り当てられています。

前提条件

  • TCP ポート 443 を使用して、prod.cwp.carbonblack.io ドメインのファイアウォールを開く必要があります。
  • VMware サポート チームは、アプライアンスのログ レベルを変更し、トラブルシューティング用にログをエクスポートできます。トラブルシューティングの目的でログを VMware と共有しない場合は、[ログのエクスポート][オフ]に切り替えます。

手順

  1. ブラウザから、admin 認証情報を使用して Carbon Black Cloud Workload アプライアンス (https://<appliance IP address>) にログインします。
  2. [[Troubleshooting (トラブルシューティング)]] > [[Logs (ログ)]] ページに移動します。

    アプライアンスのログ設定

  3. [ログのエクスポート]: デフォルトで、[ログのエクスポート] トグルスイッチは[オン]になっています。ログのエクスポートを[オフ]に切り替えます。
    ログは、2 か月ごとの保持スケジュールで削除されます。
  4. リストから必要なサービスを選択します。ログ レベルの設定を変更するには、次のようにリストから必要なログ レベルを選択します。
    ログ レベル 説明
    [オフ] ログはオフ状態です。このオプションを使用して、特定のサービスのログをオフにします。
    [エラー] アプリケーションを引き続き実行できる可能性のあるエラー イベントのみを記録します。
    [警告] 有害な可能性のある状況を記録します。
    [情報] アプリケーションの進行状況を大まかに強調する情報メッセージを記録します。
    [デバッグ] アプリケーションのデバッグに最も役立つ詳細な情報イベントを記録します。
    [トレース] デバッグ レベルよりも詳細な情報イベントを記録します。
  5. ロガーは、ロギング システムのエントリ ポイントで、処理のためにメッセージを書き込むことができます。ロガーを追加してログ レベルを設定するには、[[Add new logger (新しいロガーの追加)]] (+) アイコンをクリックします。
  6. 変更内容を保存するには、[[Save (保存)]] をクリックします。

結果

ログのエクスポートとログ レベルの設定が変更されます。