Carbon Black Cloud Workload が有効になっている仮想マシンのクローンを手動で作成すると、一貫性のない動作が発生することがあります。親仮想マシンとクローン仮想マシンは、[有効] タブと [無効] タブの両方に表示されることがあります。Carbon Black Cloud コンソールでも同様の動作が発生することがあります。この問題は、Carbon Black センサーが同じ ID を使用してバックエンドに対する両方の仮想マシンを識別するため発生します。この問題を解決するには、手動で手順を実行し、クローン作成された仮想マシンを Carbon Black Cloud に再登録する必要があります。
Windows 仮想マシン
既存のクローンの問題を次のように修正します。
- クローン仮想マシンにログインします。たとえば、WIN10_X64_VDI です。
- 次のように
repcli reregister
コマンドを実行します。repcli reregister now
クローン仮想マシンが再登録され、問題が修正されます。
ゴールド イメージから作成されるクローンが正しく再登録されるように、ゴールド イメージの問題を修正する必要があります。次のように問題を修正します。
- Carbon Black センサーがインストールされている親仮想マシンにログインします。たとえば、WIN10_X64_GOLDEN です。
- RepCLI ユーティリティにアクセスします。
- バックグラウンド スキャンを完了し、RepCLI Status コマンドを使用してポリシーが更新されていることを確認します。
C:\Program Files\Confer> repcli status
- クローン仮想マシンの再登録をスケジュール設定します。次の repcli reregister コマンドを使用します。MASTER を親仮想マシンのコンピュータ名に変更します。
if /i %computername% == MASTER (echo Skipping reregistration) ELSE ("C:\Program Files\Confer\RepCLI.exe" reregister now) > C:\Temp\CB_reregister.txt
例:
if /i %computername% == WIN10_X64_GOLDEN (echo Skipping reregistration) ELSE ("C:\Program Files\Confer\RepCLI.exe" reregister now)
- ゴールド イメージからクローンを今すぐ作成します。
クローン仮想マシンに次回ログインすると、スケジュール設定されたコマンドが実行され、クローン作成された仮想マシンが登録されます。
- クローン仮想マシンにログインします。たとえば、WIN10_X64_VDI です。クローン仮想マシンは個別のデバイスとして登録され、新しいデバイス ID が割り当てられます。
詳細については、ナレッジベース (KB) を参照してください。詳細については、『Carbon Black Cloudセンサー インストール ガイド』の「VDI 環境へのセンサーのインストール」を参照してください。
Linux 仮想マシン
クローン Linux 仮想マシンを Carbon Black Cloud バックエンドに登録する手順を実行します。
- クローン仮想マシンにログインします。たとえば、LIN_CENTOS_VDI です。
- 次のコマンドを使用して cbagentd を停止します。Linux ディストリビューションに基づいて root 権限を使用してコマンドを実行します。
- CentOS/RHEL/Oracle 6 の場合は、次のコマンドを使用します。
$ sudo service cbagentd stop
- その他のすべてのディストリビューションでは、次のコマンドを使用します。
$ sudo systemctl stop cbagentd
- CentOS/RHEL/Oracle 6 の場合は、次のコマンドを使用します。
- 次のコマンドを使用して、クローン仮想マシンを登録します。
$ sudo /opt/carbonblack/psc/bin/cbagentd -R
クローン仮想マシンは個別のデバイスとして登録され、新しいデバイス ID と登録 ID が割り当てられます。
- 次のコマンドを使用して cbagentd を開始します。Linux ディストリビューションに基づいて root 権限を使用してコマンドを実行します。
- CentOS/RHEL/Oracle 6 の場合は、次のコマンドを使用します。
$ sudo service cbagentd start
- その他のすべてのディストリビューションでは、次のコマンドを使用します。
$ sudo systemctl start cbagentd
- CentOS/RHEL/Oracle 6 の場合は、次のコマンドを使用します。