このセクションでは、Carbon Black Cloud コンソールの [調査] 画面でコンテナ イベントと Kubernetes イベントを調査する方法について説明します。

注: このコンテンツは、コンテナと Kubernetes に固有です。 Carbon Black Cloud コンソールの [調査] ページをより詳しく説明した文書は、 VMware Carbon Black Cloud ユーザー ガイドのメイン 調査 セクションの 「 イベントの調査」「」を参照してください。

[調査] 画面には、コンテナと Kubernetes のイベントをフィルタリングする 5 つの方法があります。

  • [コンテナ]
  • [コンテナ イメージ]
  • [Kubernetes クラスタ]
  • [Kubernetes 名前空間]
  • [Kubernetes ワークロード]

フィルタを組み合わせて特定の結果を得ることができます。

  • 縦に並んだ 3 つのドットの [構成] メニューをクリックして、コンソールに表示されるフィルタを構成します。
  • フィルタ値の右側にある [除外] アイコンをクリックすると、検索結果を除外できます。例:

    フィルタ設定に基づいて除外されたアラート

注:
  • コンテナおよび Kubernetes イベントのリストと検索フィールドについては、次の表を参照してください。
  • 使用可能な検索フィールドの完全なリストについては、[調査] ページの右上隅にある製品内『検索ガイド』を開きます。

コンテナ フィールド

表 1. アルファベット順のコンテナ フィールド
フィールド名 説明 検索可能かどうか
Container Annotations コンテナ管理者によってコンテナに割り当てられた任意のメタデータのキー値リスト。 いいえ "com.example.gpu-cores": "2"
Container Engine コンテナを実行するエンジン(Containerd、Docker、または CRIO)。 いいえ Docker
Container Engine Version コンテナ エンジンのバージョン。 いいえ 1
Container ID コンテナの ID。 はい f78375b1c487e03c9438c729345e54db9d20cfa2ac1fc3494b6eb60872e74778
Container Image Hash コンテナ イメージの SHA-256 ハッシュ。 はい sha256:83d3456789b9a85b98bd162f1ec4d7bc1942f0035caed0f80b3b98a3eab225a7dc
Container Image Name コンテナ イメージの名前。イメージは、コンテナを作成できる実行可能コードを含む静的ファイルです。 はい docker.io/alpine:latest
Container IP Address コンテナに割り当てられた IP アドレス。 いいえ 192.168.23.100
Container Name コンテナの名前。名前は通常、ランタイム エンジンまたはプラットフォームによって生成されます。例:Kubernetes はい cbcontainers-node-agent
Container Process PID オペレーティング システムによって割り当てられるコンテナ プロセス ID。Linux の fork() または exec() プロセス操作の場合は複数値の可能性があります。 はい 2134
Container Root Path コンテナ イメージのホストのパス。 いいえ root@someworkloadname-67cf888bcd-gk4jl
Entry Point コンテナの起動時に実行されるコマンド。 いいえ /bin/nginx -c /etc/nginx/config.json
Host Name コンテナのホスト名。 いいえ
Host Process PID ホストのプロセス PID。 はい 2345
Mount List コンテナのマウントされたボリュームのリスト。 いいえ
Mount Name コンテナのマウントの名前。 いいえ mylib
Mount Read/Write マウントされたファイルまたはディレクトリへのアクセスのタイプ。書き込みアクセスでは、ノード上のファイルを変更できます。 いいえ RW
Mount Source Path コンテナのホストにあるデバイス名、ファイル、またはディレクトリ名。 いいえ /var/lib/somedirectory
Mount Target Path マウント ポイントの宛先:コンテナ内のパス。 いいえ /lib/somedirectory
Mount Type コンテナのマウント タイプ(バインド、ボリューム、tempfs)。 いいえ tempfs
Privileged Container 実行中のコンテナに対して権限のある機能を有効にするかどうかを定義します。https://github.com/opencontainers/runtime-spec/blob/main/config.md. いいえ True
Start Time コンテナの開始時刻。 いいえ

Kubernetes フィールド

表 2. アルファベット順の Kubernetes フィールド
フィールド名 説明 検索可能かどうか
Cluster Name アラートに関連付けられている Kubernetes クラスタの名前。 はい ross:aks-test
Namespace アラートに関連付けられている Kubernetes クラスタ内の名前空間。 はい Default, kube-system
Replica Name ワークロード内のポッドの名前 はい example-workload-1643104800-b2t7f
Workload ID 特定の cluster_name/namespace ペア内のワークロードの ID はい example-workload
Workload Kind ワークロードのタイプ:ポッド、デプロイ、ジョブなど はい CronJob,Deployment,DemonSet
Workload Name 特定の cluster_name/namespace ペア内のワークロードの名前 はい example-workload

Kubernetes ネットワーク セキュリティ フィールド

表 3. Kubernetes ネットワーク セキュリティ フィールド (アルファベット順)
フィールド名 説明 検索可能かどうか
Connection Type 接続のタイプ:INGRESS、EGRESS、INTERNAL_INBOUND など はい EGRESS
Egress Group Name 出力グループの名前 はい null
IP Reputation Carbon Black Cloud によって割り当てられたレピュテーション:範囲は 1 ~ 100 (ここで 100 は「信頼できる」です) はい 74
Port リスニング ポート:リモートまたはローカル はい 80
Protocol プロトコルの名前 はい HTTP
Remote Domain リモート ドメインの名前 はい archive.ubuntu.com
Remote IP 通信のリモート側の IP アドレス はい 91.189.88.152