Google Cloud プロジェクトから作成した Pub/Sub トピックに管理者ログをルーティングするには、ログ ルーターを作成する必要があります。

詳細については、「っログ ルーターによるログのルーティング」を参照してください。

ログ エントリをエクスポートするには、宛先として設定された Pub/Sub トピックにルーティングします。次に、サードパーティの宛先(Carbon Black Cloud コンソール)を承認して、Pub/Sub トピックにサブスクライブします。

前提条件

  • シンクを作成および管理するには、プロジェクトに対して次のいずれかの IAM ロールがあることを確認します。
    • ログ構成ライター (roles/logging.configWriter))
    • ログ管理者 (roles/logging.admin)
    • 所有者 (roles/owner)
  • プッシュ サブスクリプションを作成および管理するには、トピックまたはプロジェクトに対する Pub/Sub エディタ ロール (roles/pubsub.editor) があることを確認します。

手順

  1. Google Cloud コンソールでログ ルーターを検索し、関連するドロップダウン メニューから選択します。
    ログ作成カテゴリの下に [ログ ルーター] 画面が表示されます。
  2. [シンクの作成] をクリックします。
  3. 手順 1 の「シンクの詳細」で、ログ ルーティング シンクの名前と説明を入力し、[次へ] をクリックします。
    シンクの名前は、一度作成すると変更できません。
  4. 手順 2 の「シンクの宛先」で、[シンク サービスの選択] ドロップダウン メニューをクリックし、[Cloud Pub/Sub トピック] を選択します。
  5. [Cloud Pub/Sub トピックの選択] ドロップダウン メニューからルーティングされたログを受信するトピックを選択します。
  6. 手順 3 の「シンクに含めるログの選択」で、次の包含フィルタを設定してクラウド インスタンス イベントのみを選択するようにシンクを構成します。
    ログ作成クエリ言語を使用して包含フィルタを作成します。
    (protoPayload.request.@type:"type.googleapis.com/compute.instances" OR
            protoPayload'request.@type:"type.googleapis.com/compute.instanceGroups") AND
            operation.last=true

    クラウド インスタンス ログをシンクに含める包含フィルタを設定します。

  7. 変更を保存するには、[次へ] をクリックし、[シンクの作成] をクリックします。
    新しく作成されたシンクがログ ルーター シンクのリストに表示されます。
  8. Carbon Black Cloud コンソールをサブスクライブして管理者ログ イベントを受信するには、サブスクリプションを検索し、関連するドロップダウン メニューから選択します。
    [サブスクリプション] 画面が [Pub/Sub] カテゴリの下に表示されます。
  9. [サブスクリプションの作成] をクリックします。
  10. サブスクリプション ID を入力し、ブロードキャストされたイベントを受信するために以前に作成した Pub/Sub トピックを選択します。
    Pub/Sub サービスは、次の手順で定義したプッシュ エンドポイントに保存されたメッセージを配信します。
  11. 配信タイプとして [プッシュ] を選択し、エンドポイント URL を入力します。
    プッシュ エンドポイントのサーバには有効な SSL 証明書が必要です。
    例: https://vmw-carbonblack-event-stream-krkdcawz5a-uc.a.run.app?__GCP_CloudEventsMode=CUSTOM_PUBSUB_projects/carbonblack-public-cloud-poc/topics/vmw-carbonblack-event-topic
  12. 残りのオプションについては、デフォルトのままにし、[作成] をクリックします。