RepCLI は、スーパーユーザーが特定の macOS センサー機能をローカルで管理するためのコマンド ライン ツールです。

RepCLI は、macOS 10.12 以降のオペレーティング システムの macOS センサー バージョン 3.5.1 以降に含まれています。RepCLI は、/Applications/VMware Carbon Black Cloud/repcli.bundle/Contents/MacOS/ にあります。RepCLI 起動のタイムスタンプ付きログは、/Library/Logs/RepCLI.log にあります。RepCLI 起動もシステム ログ (コンソール) に記録されます。

RepCLI を実行するには、ターミナルを起動し、RepCLI ディレクトリに移動します。このターミナル内で RepCLI コマンドを実行します。たとえば、$ sudo repcli status。特定のコマンドのヘルプを表示するには、Help コマンドを実行し、そのコマンドの名前を引数として指定します。例:$ sudo repcli help status

一部のコマンドでは、ユーザー認証が必要です。これらは、コマンド構文の一部として <uninstall code> を要求する場合について、次の例で示しています。次のコマンドは 1 行にする必要があります。

macOS センサーでは、次の RepCLI コマンドを使用できます。

表 1. macOS センサーの RepCLI コマンド
コマンド 説明
bypass (1) を有効にするか (0) バイパス モードを無効にします。 $ sudo repcli bypass 0 <アンインストール コード>
capture センサー ログとデータを生成して圧縮します。 $ sudo repcli capture <アンインストール コード> <dir>
cloud センサーはCarbon Black Cloud コンソールでチェックインします。 $ sudo repcli cloud hello
counters カーネル拡張診断カウンタを表示します。 $ sudo repcli counters
help RepCLI コマンドに関する情報を表示します。 $ sudo ./repcli help status
マニフェスト マニフェストの要求、リセット、更新に使用 $ sudo repcli request manifest
setsensorkext センサーの状態を SysExt から Kext に切り替えます。 $ sudo repcli setsensorkext <アンインストール コード>
setsensorkextloadoptions kext のロード オプションを設定できます。<option string> は永続的またはアンロード可能です。 $ sudo repcli setsensorkextloadoptions <アンインストール コード> <オプション文字列>
setsensorsysext センサー エージェントを Kext から SysExt に切り替えます。 $ sudo repcli setsensorsysext <アンインストール コード>
startCbServices センサー ドライバと repmgr デーモンをロードします。 $ sudo repcli startCbServices <アンインストール コード>
status バージョン、クラウド ステータス、キュー ステータス、診断ステータス、適用ステータス、最近のセンサー アラームなどのセンサー状態の値を表示します。 $ sudo repcli status
version 最新の製品バージョンを返します。 $ sudo repcli version