センサーは、ファイアウォールで保護されたネットワークのバックエンドにいくつかの方法で接続できます。
URL は次の目的で使用されます。
- コンソール/API — コンソール アクセスおよび API 要求
- センサー — センサーとコンソール/バックエンド間の通信
- UBS ダウンロード — Unified Binary Store (UBS) バイナリおよびメタデータのダウンロード
- コンテンツ管理 — Carbon Black センサー がさまざまな Carbon Black Cloud 機能とその基盤となるルールを構成する指示 (マニフェスト) を受け取れるようにします。最初のマニフェスト更新がないと、次のような一部の機能が使用できない場合があります。
- Carbon Black Cloud Enterprise EDR イベントの収集
- VMware Carbon Black XDR イベントの収集
- デバイス制御
- ホストベースのファイアウォール
- 統合バイナリ ストア (UBS)
- Carbon Black Cloud Endpoint Standard ブロック機能の大部分
最初のマニフェストのダウンロードが完了したら、Carbon Black Cloud コンソール( 画面)を使用して行われた構成変更と最新のルール セットを受け取るため、content.carbonblack.io にアクセスする必要があります。
- 署名 - 署名パックの更新
- サードパーティ証明書の検証 — センサー COMM 証明書の検証
- Live Response のアップロード - Live Response から「get」コマンドを実行するときに使用されます
ファイアウォールを構成して、次の環境固有の URL への TCP/443 (デフォルト) および TCP/54443 (バックアップ) 接続を許可します。
環境/AWS リージョン | コンソール/API | センサー | UBS ダウンロード | Live Response アップロード |
---|---|---|---|---|
Prod01 (US-East-1) |
https://dashboard.confer.net |
https://devices.confer.net |
https://cdc-file-storage-production-us-east-1.s3.amazonaws.com | https://defense-cblr-file-uploads-us-east-1.s3.amazonaws.com |
Prod02 (US-East-1) |
https://defense.conferdeploy.net |
https://dev5.conferdeploy.net | https://cdc-file-storage-production-us-east-1.s3.amazonaws.com | https://defense-cblr-file-uploads-us-east-1.s3.amazonaws.com |
Prod05 (US-East-1) |
https://defense-prod05.conferdeploy.net |
https://dev-prod05.conferdeploy.net |
https://cdc-file-storage-production-us-east-1.s3.amazonaws.com | https://defense-cblr-file-uploads-us-east-1.s3.amazonaws.com |
Prod06 (EU-Central-1) |
https://defense-eu.conferdeploy.net |
https://dev-prod06.conferdeploy.net |
https://cdc-file-storage-production-eu-central-1.s3.amazonaws.com | https://defense-cblr-file-uploads-eu-central-1.s3.eu-central-1.amazonaws.com |
ProdNRT (AP-Northeast-1) |
https://defense-prodnrt.conferdeploy.net |
https://dev-prodnrt.conferdeploy.net |
https://cdc-file-storage-production-ap-northeast-1.s3.amazonaws.com> | https://defense-cblr-file-uploads-ap-northeast-1.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com |
ProdSYD (AP-Southwest-2) | https://defense-prodsyd.conferdeploy.net/ | https://dev-prodsyd.conferdeploy.net/ | https://cdc-file-storage-production-ap-southeast-2.s3.amazonaws.com | https://defense-cblr-file-uploads-ap-southeast-2.s3.ap-southeast-2.amazonaws.com |
また、すべての環境で次の URL が使用されます。
カテゴリ | URL | プロトコル/ポート | メモ |
---|---|---|---|
コンテンツ管理 URL | https://content.carbonblack.io | TCP/443 | |
署名 URL | http://updates2.cdc.carbonblack.io/update2 | TCP/80 | 3.3 より前のバージョンの Windows センサー |
署名 URL | https://updates2.cdc.carbonblack.io/update2 | TCP/443 | Windows センサー バージョン 3.3 以降 |
サードパーティ証明書検証 URL | http://ocsp.godaddy.com |
TCP/80 | Online Certificate Status Protocol (OCSP)。センサー バージョン 3.3+ : CURL_CRL_CHECK を無効にしない限り必要です。 |
サードパーティ証明書検証 URL | http://crl.godaddy.com http://crl3.digicert.com http://crl4.digicert.com |
TCP/80 | Certificate Revocation List (CRL)。センサー バージョン 3.3+ : CURL_CRL_CHECK を無効にしない限り必要です。 |
Carbon Black Cloud バックエンド アプリケーションにアクセスするために特定のネットワーク ファイアウォールの変更を行わなかった場合、センサーは既存のプロキシを介して接続しようとします。「プロキシの構成」を参照してください。
中間者プロキシを実装する動作環境では、プロキシが使用するサーバ証明書によっては、追加のサードパーティ証明書検証 URL が必要になる場合があることに注意してください。追加の URL には、プロキシ サーバ SSL 証明書の「CRL 配布ポイント」および「機関情報アクセス」拡張機能で指定されるものが含まれます。TCP ポート 80 でサードパーティの証明書検証 URL への通信を許可しないと、センサーとバックエンド間の通信に失敗する可能性があります。
Windows 3.3 以降のセンサーは、Windows を使用して CRL チェックを実行します。このセンサー通信証明書の検証は推奨されますが、必須ではありません。センサーが独自の通信証明書を検証できない場合、CURL_CRL_CHECK=0
を設定しない限りインストールに失敗します (
CURL CRL チェックの無効化 を参照)。
または、センサーが SSL 証明書の検証に最善を尽くすが、ファイアウォールまたはその他のネットワーク制限のために失効情報を取得できない場合は接続を拒否しない、CURL_CRL_REVOKE_BEST_EFFORT=1
を設定できます。
- Windows CRL チェックにプロキシを使用するように WinHTTP サービスを設定する
- CRL トラフィックを許可するようにプロキシまたはファイアウォールを設定する
- プロキシまたはファイアウォールを介して crl.godaddy.com and ocsp.godaddy.com へのポート80トラフィックを許可する
Carbon Black Cloud Workload アプライアンス
Carbon Black サービス URL/ホスト名 | IP アドレス | プロトコル/ポート | 説明 |
---|---|---|---|
prod.cwp.carbonblack.io | 動的 | TCP/443 | アプライアンスのログ作成と更新。 |
vCenter Server ホスト | ユーザー定義 | TCP/443 | vCenter Server との通信。 |
Carbon Black Cloudコンソール URL (コンソール/API URL を参照) たとえば、Prod05 のユーザーならば、https://defense-prod05.conferdeploy.net に、次の情報を入力します。 |
動的 | TCP/443 | Carbon Black Cloud との通信。 |