以下の一般的なコマンド ライン パラメータは cbcloud_install_unattended.sh ユーティリティ スクリプトでサポートされています。パラメータはインストーラに渡されます。

注: パラメータ値は常に一重引用符で囲む必要があります。

すべてのコマンド ライン パラメータを表示するには、-h パラメータと一緒にコマンドを実行します。

パラメータ

必須/オプション

説明

-c

COMPANY CODE

必須

会社登録コード。

-d

オプション

インストール後すぐにバイパス モード (無効な保護) に入ります。保護は後で有効にできます。このモードはテスト状況でのみ推奨されます。

-e

オプション

macOS Big Sur にシステム拡張機能を強制的にインストールします( Big Sur のセンサーはデフォルトでこのモードに設定され、明示的に指定する必要はありません)。

-g

POLICY_NAME

オプション

センサーを追加するポリシーを指定します。

-h

ここでは文書化されていない詳細オプションを含む、すべてのコマンド ライン オプションを表示します。

現在サポートされているインストール オプションについては、cbcloud_install_unattended.sh ユーティリティ スクリプトの組み込みヘルプを参照してください。

-i

PKG_FILE

必須

PKG インストーラ ペイロードへの絶対パス。

-k

オプション

macOS Big Sur にカーネル拡張機能を強制的にインストールします (事前承認が必要)。

-o オプション ユーザー名/メール アドレスの上書き。登録時およびデバイスの識別に使用されます。

-p

PROXY_SERVER:PORT

オプション

優先プロキシ サーバとポート。例:

-p ‘10.5.6.7:54443’

複数のプロキシ サーバはセミコロン (;) で区切る必要があります。例: -

p ‘10.5.6.8:54443;10.5.6.7:54443’

プロキシ サーバ/ポートが指定されていないが必要な場合、センサーはプロキシの自動検出を試みます。「プロキシの構成」を参照してください。

-s オプション バックグラウンド スキャンが有効 (「オン」) または無効 (「オフ」)。デフォルトでは有効。クラウド ポリシーは、この設定を上書きします。
-t オプション ファイルのアップロード制限 (MB 単位)。デフォルトでは制限なし。
-u オプション 自動更新を無効にします。自動更新はデフォルトで有効になっています。
-v オプション このスクリプトのバージョンを表示します。メジャー バージョンとマイナー バージョンは、展開されている Carbon Black Cloud パッケージのバージョンと一致する必要があります。

-x

PROXY_USER:PASSWORD

オプション

必要に応じて、プロキシ サーバのためにプロキシ認証情報を使用。これらは、プロキシ サーバが自動検出されるか指定されるかに関係なく適用されます。

例: - x ‘proxy_user:proxy_password

プロキシ認証情報が指定されていないが、プロキシ サーバで必要な場合、macOS センサーは、検出または指定されたプロキシ サーバに一致するキーチェーンに格納されているプロキシ認証情報を検出して使用しようとします。

--skip-kext-approval-check=1 オプション

3.1 以降のセンサーのインストール/アップグレードは、インストール/アップグレードの前に KEXT の承認が行われなくても、macOS 10.13 以降で実行できます。KEXT の承認は、センサーのインストール/アップグレード後まで延期できます。

注意: macOS 11.0 では、KEXT センサーをインストールするために KEXT MDM の事前承認が必要です。
--disable-live-response=1 オプション Live Response を無効にします。
--disable-sysext-network-extension オプション ネットワーク拡張機能を無効にします。macOS 11 以降のシステム拡張モードでのみ使用できます。ネットワーク拡張機能はデフォルトで有効になっています。
--disable-upgrade-jitter=1 オプション 自動アップグレード ジッターを無効にします。

コマンド ライン入力の難読化

エンドポイント ユーザーはコマンド ラインに機密データを入力する場合があります。コマンド ライン入力の難読化により、権限のないユーザーがセンサーの .log ファイルとセンサー データベースのプレーン テキストのデータにアクセスすることを防ぎます。自動インストール スクリプトで次の引数を使用することで、コマンド ライン入力を難読化できます。--enable-hide-command-lines=1

設定は、センサー .log ファイルとデータベースでコマンド ライン入力の難読化を有効にします。Carbon Black Cloud コンソールのデータは難読化されていません。