VMware Cloud Director 組織内のすべてのレプリケーションで許可されるサービス レベル アグリーメント (SLA) 設定を制御するには、サービス プロバイダとして SLA プロファイルを変更することができます。
前提条件
- 高度な保持ルールを追加するために、VMware Cloud Director Availability 4.3 以降がクラウド サイトにデプロイされていることを確認します。
- サービス プロバイダとして VMware Cloud Director Availability にアクセスできることを確認します。詳細については、VMware Cloud Director Availability へのアクセスを参照してください。
手順
- 左側のペインで、[SLA プロファイル] をクリックします。
- SLA プロファイルを選択し、[編集] をクリックします。
- [SLA プロファイルの編集] ウィンドウで、次の SLA 設定を変更し、[適用] をクリックします。
- SLA プロファイルの一意の大文字と小文字を区別する名前を入力します。
- [リカバリ ポイント目標 (RPO)] スライダを使用するか、時間範囲をクリックして、許容最小 RPO を設定します。
注: RPO を短くするには、オールフラッシュ ストレージを使用して保護に対する RPO 違反の発生を低減するための推奨事項に従い、 ワークロードのレプリケートを参照してください。
RPO が短い場合、これらの推奨事項を満たしても、I/O が集中する保護されたワークロードが RPO 違反を引き起こす可能性は残っています。
- 保護で高度な保持ルールを許可するかどうかを選択し、[ルールの追加] をクリックして最大 5 つのルールを追加し、ローテーションされたインスタンスの数およびその分散した時間の距離に対して保持ポリシー構成を有効にします。
- 静止を有効にするかどうかを選択します。
- レプリケーション トラフィックの圧縮を有効にするかどうかを選択します。
- 最初の同期を遅延させるかどうかを選択し、タイムスロットを選択します。
結果
SLA プロファイルが変更され、[SLA プロファイル] 画面に変更された SLA 設定が表示されます。
次のタスク
変更された SLA プロファイルを 1 つ以上の VMware Cloud Director 組織に割り当てることができます。詳細については、組織への SLA プロファイルの割り当てを参照してください。