プロバイダは、特定の期間における既存のレプリケーションの RPO 違反に関する RPO コンプライアンス レポートを生成します。テナントまたはプロバイダは、通知アドバイザリを参照し、各組織または各レプリケーションのトラフィック データ使用量とディスク使用量、および CPU、メモリ、ストレージなどの必要なコンピューティング リソースを監視します。また、テナントはイベント通知を転送します。 アドバイザリ通知VMware Cloud Director によってバッキングされるクラウド サイトでは、すべてのページの上部に表示されるシンプルな通知を作成します。メッセージを表示するための優先度と期間と、その対象者を選択します。対象者は、管理者ユーザー、特定の組織内のユーザー、またはすべての組織内のユーザーです。 RPO コンプライアンス レポートサービス プロバイダは、組織レベルでグループ化された目標復旧ポイント (RPO) コンプライアンス レポートを生成およびエクスポートし、指定された期間における既存の保護の RPO 違反を一覧表示できます。これらのレポートは、指定された期間に、サイトへの保護、およびそのサイトからオンプレミス サイトへの保護が RPO を満たしているかどうかを示します。 トラフィック使用量の監視VMware Cloud Director Availability は、各仮想マシンのレプリケーションによって転送されたトラフィック データをカウントし、組織ごとのトラフィック ボリューム情報を集計します。クラウド サイトでは、すべてのレプリケーションのトラフィックをすべての方向で監視できます。また、すべての組織のトラフィックを監視することもできます。 ディスク使用量の監視VMware Cloud Director Availability は、各仮想マシンのレプリケーションで使用されるディスク容量をカウントし、組織ごとのディスク使用量情報を集計します。すべてのレプリケーションのディスク使用量をすべての方向で監視できます。また、各組織のディスク使用量を監視することもできます。 必要なリソースの監視VMware Cloud Director Availability には、フェイルオーバー時にプロビジョニングされたレプリケーションの、ターゲットで必要なリソースが表示されます。保護されたソース ワークロードをターゲット サイトに正常にフェイルオーバーするために必要なターゲット キャパシティとコンピューティング リソースを計算するために必要な、ターゲット リソースのターゲット組織、組織 VDC、レプリケーション、または 1 つ以上のソース レプリケーション サイトを選択します。 テナント イベント通知の転送テナント ユーザーは、VMware Cloud Director Availability イベント通知を VMware Cloud Director へ、または E メール配信を使用して転送できます。両方の配信チャネルが同じイベント情報を配信します。