VMware Cloud Director エンドポイントを変更するか、その SSL 証明書を更新したら、新しい証明書との信頼を再確立して VMware Cloud Director と安全に通信するように VMware Cloud Director Availability を構成します。

VMware Cloud Director との信頼を再確立するには、 VMware Cloud Director Availability で、エンドポイントをそのアドレスを使用して再適用します。
注:
  • VMware Cloud Director Availability 4.5 以降、パブリック認証局が発行した(CA 発行の)SSL 証明書を使用する VMware Cloud Director への安全な接続を確立すると、Cloud Service は完全な証明書検証を実行します。

    既存のデプロイでこの機能を使用するには、まずバージョン 4.5 にアップグレードしてから、次の手順を実行します。

  • または、証明書が CA によって発行されていない場合、Cloud Service は完全に一致する証明書との照合を実行します。以前の全バージョンの VMware Cloud Director Availability では、CA による発行かどうかに関係なく、どの VMware Cloud Director の SSL 証明書でも同じ動作が使用されていました。

前提条件

  • パブリック認証局が VMware Cloud Director の SSL 証明書を発行する際に完全な証明書検証を実行するため、VMware Cloud Director Availability 4.5 以降がデプロイされていることを確認します。
  • VMware Cloud Director の SSL 証明書が正常に更新されていることを確認します。VMware Cloud Directorでの SSL 証明書の生成とインポートの詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB1026309 を参照してください。

手順

  1. VMware Cloud Director Availability サービス管理インターフェイスにログインします。
    1. Web ブラウザで、https://Appliance-IP-address/ui/admin に移動します。
    2. [SSO ログイン] または [Appliance ログイン] を選択し、Single Sign-On または root ユーザー認証情報を入力します。
    3. [ログイン] をクリックします。
  2. 左側のペインの [構成][設定] をクリックします。
  3. 信頼を再確立するには、VMware Cloud Director エンドポイントのアドレスを再適用します。
    1. [サービス エンドポイント] で、VMware Cloud Director アドレスの横にある [編集] をクリックします。
    2. VMware Cloud Director エンドポイントの URL を確認し、[適用] をクリックします。
    3. VMware Cloud Director 証明書のサムプリントを確認し、[承諾] をクリックします。

結果

VMware Cloud Director Availability が、 VMware Cloud Director との信頼を再確立します。