使用可能なアプライアンスのディスク容量が少ない場合は、古いファイルや不要なファイルを削除できます。

高度なトラブルシューティングを使用した後、またはディスク容量が少ない場合は、アプライアンスのディスク容量を定期的にクリーンアップできます。

手順

  1. VMware Cloud Director Availability アプライアンスのサービス ログをクリアします。
    1. SSH (Secure Shell) クライアントを使用して VMware Cloud Director Availability アプライアンスに接続し、root ユーザーとして認証します。
    2. 次のフォルダに移動し、古いサービス ログまたは不要なサービス ログを削除します。
      • /opt/vmware/h4/cloud/log
      • /opt/vmware/h4/manager/log
      • /opt/vmware/h4/replicator/log
      • /opt/vmware/h4/tunnel/log
  2. VMware Cloud Director Availability アプライアンスのサポート バンドルをクリアします。
    1. Web ブラウザで、https://Appliance-IP-Address/ui/admin に移動し、root ユーザーまたは Single Sign-On ユーザーとしてログインします。
    2. 左側のペインで、[サポート] をクリックし、不要なすべてのサポート バンドルを削除します。
    3. SSH (Secure Shell) クライアントを使用して VMware Cloud Director Availability アプライアンスにログインし、root ユーザーとして認証します。
    4. 次のフォルダに移動し、[サポート バンドル] ページで使用できないサポート バンドルを削除します。
      • /opt/vmware/h4/cloud/support
      • /opt/vmware/h4/manager/support
      • /opt/vmware/h4/replicator/support
      • /opt/vmware/h4/tunnel/support
  3. 専用の Replicator Appliance インスタンスの場合は、コア ダンプを削除します。
    1. SSH (Secure Shell) クライアントを使用して各 Replicator Appliance に接続し、root ユーザーとして認証します。
    2. /var/core/ フォルダに移動し、HBR core* ファイルを削除します。

結果

VMware Cloud Director Availability アプライアンスで使用可能なディスク容量が増加しました。

次のタスク

また、/var/log および /tmp フォルダで不要なファイルを確認して削除することもできます。