すべてのピア サイト(リモート クラウド サイトとオンプレミス サイトの両方)からの受信レプリケーション トラフィックにグローバル制限を設定するには、クラウド サイトの帯域幅調整を構成します。

クラウド サイトに対する帯域幅調整は、次のどちらのタイプのクラウド サイトについても同じように構成され、両者は同様に動作します。
  • Cloud Director サイト
  • vSphere DR および移行
詳細については、 帯域幅調整を参照してください。

前提条件

  • クラウド サイトが外部の Replicator Appliance インスタンスのみを使用していることを確認します。
  • vSphere DR および移行の帯域幅調整を構成するため、VMware Cloud Director Availability 4.6 以降がプロバイダ クラウド サイトにデプロイされていることを確認します。

手順

  1. VMware Cloud Director Availability Appliance の管理インターフェイスにログインします。
    1. Web ブラウザで、https://Appliance-IP-Address/ui/admin に移動します。
    2. [Appliance ログイン] または [SSO ログイン] を選択し、root または single sign-on ユーザー認証情報を入力します。
    3. [ログイン] をクリックします。
  2. 左側のペインの [構成][設定] をクリックします。
  3. [トンネルの設定] で、[帯域幅調整] の横にある [編集] をクリックします。
  4. [帯域幅調整] ウィンドウで、すべてのピア サイトからの受信トラフィックのグローバル制限を構成します。
    1. 帯域幅調整を有効にするには、[すべての受信トラフィックを制限] ラジオ ボタンを選択します。
    2. [最大値] テキスト ボックスに、レプリケーション トラフィック制限の数値をメガビット/秒単位で入力します。
    3. [トンネル NIC] メニューから、ローカル サイト コンポーネントに接続されているネットワーク アダプタを選択します。
    4. 設定を保存するには、[適用] をクリックします。