セキュリティ上の理由から、インターネット HTTPSVMware Cloud Director Availability Appliance の root ユーザーのパスワードを変更できます。

手順

  1. VMware Cloud Director Availability Appliance の管理インターフェイスにログインします。
    1. Web ブラウザで、https://Appliance-IP-Address/ui/admin に移動します。
    2. [Appliance ログイン] を選択し、root ユーザー認証情報を入力します。
    3. [ログイン] をクリックします。
  2. 左側のペインの [構成][設定] をクリックします。
  3. [Appliance 設定] で、[root パスワード] の横にある [変更] をクリックします。
  4. [VMware Cloud Director Availability Appliance のパスワード] ウィンドウで、root ユーザー パスワードを変更します。
    1. [現在のパスワード] テキスト ボックスに、root ユーザーの現在のパスワードを入力する必要があります。
    2. [新規パスワード] テキスト ボックスに、root ユーザーの新しいパスワードを入力します。

      入力するパスワードは、8 文字以上のセキュアなパスワードにする必要があり、次の文字で構成されている必要があります。

      • 1 文字以上の小文字。

      • 1 文字以上の大文字。

      • 1 文字以上の数字。

      • &、#、% などの 1 文字以上の特殊文字。

    3. [パスワードを確認] テキスト ボックスに、同じ新しいパスワードを入力します。
    4. パスワードの変更を確認するには、[適用] をクリックします。

結果

アプライアンスの root ユーザーのパスワードが変更されました。

次のタスク

残りの VMware Cloud Director Availability Appliance の root ユーザーのパスワードを変更できます。
注: VMware Cloud Director Availability は、サービスの通信および操作用に root ユーザー パスワードを保存しません。
VMware Cloud Director Availability Appliance で root ユーザーのパスワードを変更した後は、それ以上のアクションは必要ありません。
  • root ユーザー パスワードは、アプライアンスへの管理ログインにのみ使用されます。
  • クラウド サイトの Cloud Director Replication Management Applianceroot ユーザー パスワードを変更しても、ペアリングされたクラウド サイトには影響せず、ペアリングされたオンプレミス サイトにも影響しません。
  • Cloud Service とペアリングされた Replicator Service インスタンスは、Replicator Appliance インスタンスと Cloud Director Replication Management Applianceroot ユーザー パスワードを変更した後も正常に動作し続けます。
  • Cloud Service は、Tunnel Service を初めて有効にする場合にのみ Tunnel Appliance root ユーザー パスワードを使用します。
  • On-Premises to Cloud Director Replication Applianceroot ユーザー パスワードを変更しても、クラウド サイトとのペアリングには影響しません。