受信レプリケーションをサイト内のすべての Replicator Service インスタンスに均等に分散するには、レプリケーションを再調整します。

VMware Cloud Director Availability は、サイト内でレプリケーション数が最も少ない Replicator Service にすべての新しいレプリケーションを割り当てます。Replicator Service インスタンスを追加した後、VMware Cloud Director Availability は新しい Replicator Service インスタンスにすべての新しいレプリケーションを割り当てます。新しい Replicator Service インスタンスを追加する前に存在していたレプリケーションは、以前の Replicator Service インスタンスに割り当てられたままになります。その結果、Replicator Service インスタンスあたりのレプリケーション数に不均衡が生じます。各 Replicator Service インスタンスに割り当てられているレプリケーションの数を確認し、レプリケーションを再調整できます。この操作により、レプリケーションが多い Replicator Service インスタンスから、レプリケーションが少ない Replicator Service インスタンスにレプリケーションが移行されます。

前提条件

  • VMware Cloud Director Availability がサイトに正常にデプロイされていることを確認します。
  • サイトで複数の Replicator Service インスタンスが動作していることを確認します。

手順

  1. Manager Service サービス管理インターフェイスにログインします。
    1. Web ブラウザで、https://Appliance-IP-Address:8441/ui/admin に移動します。
    2. [Appliance ログイン] または [SSO ログイン] を選択し、root または single sign-on ユーザー認証情報を入力します。
    3. [ログイン] をクリックします。
  2. 左側のペインで、[Replicator] をクリックします。
  3. レプリケーションを再調整するには、[再調整] をクリックします。
  4. [サイトの再調整] ウィンドウで、再調整するサイトを選択し、[適用] をクリックします。
    ペアリングされたすべてのサイトについて、手順 4 を繰り返します。

結果

VMware Cloud Director Availability は、サイト内の動作している各 Replicator Service インスタンスにレプリケーションを移行して均等に分散します。