オンプレミスからクラウドへのレプリケーションで仮想マシンをグループ化した後、生成される vApp 名とグループ化された仮想マシンの起動順序と起動遅延時間を変更できます。また、vApp のレプリケーション設定を変更したり、レプリケートされた仮想マシンを既存の vApp から除外したり、含めたりすることもできます。

前提条件

  • VMware Cloud Director Availability 4.3 以降がソース オンプレミス サイトとターゲット クラウド サイトの両方にデプロイされていることを確認します。

手順

  1. オンプレミス サイトから Cloud Director サイトにレプリケートされた vApp を選択します。
  2. vApp 設定を変更するには、[すべてのアクション] > [vApp 設定] をクリックします。
  3. [vApp 設定の編集] ウィンドウで、vApp 設定を構成し、[適用] をクリックします。
    1. [vApp 名] で、vApp の名前を変更します。
    2. vApp 内の仮想マシンの起動順序を変更するには、仮想マシンをドラッグアンドドロップします。
    3. 各仮想マシンの起動遅延時間を設定するには、[起動待機時間] に数値を入力し、秒または分を選択します。
  4. vApp レプリケーションのレプリケーション設定を変更するには、[すべてのアクション] > [設定] をクリックします。
  5. [レプリケーション設定の編集] ウィンドウで、vApp レプリケーションの設定を構成し、[適用] をクリックします。
    1. ターゲット目標復旧ポイント (RPO) を変更するには、タイムラインまたは事前設定された時間をクリックします。
    2. 保持ポリシーを有効にするには、保持ポリシーを選択し、インスタンスの数とインスタンスを分散する期間を構成します。
    3. 静止を有効にするには、トグルを選択します。
    4. レプリケーション トラフィックを圧縮するには、トグルを選択します。
  6. レプリケートされた仮想マシンを vApp レプリケーションから除外するには、画面上部の グループ化 で、[仮想マシン] をクリックします。
    1. vApp から仮想マシンのレプリケーションを除外するには、除外するレプリケーションを選択し、[削除] をクリックします。
      この除外された仮想マシンのレプリケーションは、後で新しい vApp レプリケーションに追加できます。または、次の手順に示すように、 VMware Cloud Director Availability 4.3 以降の既存の vApp レプリケーションにこの仮想マシンを後で追加することもできます。
    2. [削除] ウィンドウで、[削除] をクリックして確定します。
  7. レプリケートされた仮想マシンを既存のオンプレミスからクラウドへの vApp レプリケーションに追加するには、レプリケーションを作成します。
    1. オンプレミスからクラウドへのレプリケーションを作成するには、[新しい保護] または [新しい移行] をクリックします。
    2. [vCenter Server 仮想マシン] 画面で、既存の vApp レプリケーションに追加する 1 台以上の仮想マシンを選択します。
    3. [仮想マシンを単一の vApp にグループ化] を選択し、[次へ] をクリックします。
    4. [vApp 設定] 画面で、選択した仮想マシンを既存の vApp レプリケーションに追加するには、[vApp 名] テキスト ボックスに既存の vApp 名を入力し、[次へ] をクリックします。
      既存の vApp 名を入力した後、 [vApp 名] の下に、「 vApp グループ「name」にはすでに number 台の仮想マシンがあります」というメッセージが表示され、vApp 内の仮想マシンの数が示されます。

結果

VMware Cloud Director Availability は、変更された設定を使用して、ソースのオンプレミス サイトからターゲット クラウド サイトの vApp として仮想マシンをレプリケートします。