[リカバリ設定] を使用しない場合、ゲストのカスタマイズ設定のレプリケーションを有効にすると、VMware Cloud Director のゲストのカスタマイズ設定が仮想マシンごとに適用されます。

場合によっては、ソースでのゲストのカスタマイズ設定のレプリケートが望ましくないことがあります。これは、一部の環境固有の設定がソース サイトでのみ必要で、リカバリ サイトでは必要ない場合に制御できます。たとえば、ソース サイトから新しい仮想マシンを生成するテンプレートがあり、新しい仮想マシンのセットアップや、Windows 仮想マシン向けにカスタム ドメイン設定を適用するためのゲスト カスタマイズ スクリプトがそれに含まれている場合があります。このようなカスタマイズ設定をリカバリ サイトにレプリケートすると、問題が発生する可能性があるため、レプリケートを無効にすることができます。

ゲストのカスタマイズ設定のレプリケーション機能を有効にすると、仮想マシンごとに VMware Cloud Director のゲストのカスタマイズ設定が適用されます([リカバリ設定] を使用して上書きされない場合)。有効にしない場合、ゲストのカスタマイズ設定は手動で指定する必要があります。[リカバリ設定] の構成に関する詳細については、「リカバリ設定とゲストのカスタマイズの構成」を参照してください。

前提条件

VMware Cloud Director Availability 4.6 以降がデプロイされていることを確認します。

手順

  1. 左側のペインの [構成][設定] をクリックします。
  2. [設定] 画面の [サイト設定] で、[ソース仮想マシン ゲストのカスタマイズ設定のレプリケート] の横にある [編集] をクリックします。
  3. [ソース仮想マシン ゲストのカスタマイズ設定のレプリケート] ウィンドウで、ゲストのカスタマイズが VMware Cloud Director からレプリケートされるかどうかのトグルを有効または無効にして、[適用] をクリックします。