VMware Cloud Director Availability 4.6 | 2023 年 6 月 15 日 | ビルド 21891963(製品バージョン:4.6.0.6869101-29b03ba46f)

このリリース ノートの追加事項や更新事項を確認してください。

新機能

VMware Cloud Director Availability 4.6 では、次の新機能がサポートされるようになりました。

アップグレード

VMware Cloud Director Availability 4.6 は、次のバージョンからの直接インプレース アップグレードをサポートします。

  • vCloud Director サイトの 4.4.x または 4.5.x。以前のバージョンからバージョン 4.6 にアップグレードするには、まずバージョン 4.4.x または 4.5.x にアップグレードします。

  • vSphere DR および移行サイトの 4.5.x。バージョン 4.4.x からバージョン 4.6 にアップグレードするには、まずバージョン 4.5.x にアップグレードします。

アップグレード プロセスの詳細については、「vCloud Director サイトでのアップグレード」および「オンプレミス サイトとプロバイダ サイトのアップグレード」を参照してください。

相互運用性

レガシーの移行

VMware Cloud Director Availability 4.6 は、レガシーの vCenter Server バージョン 5.5、6.0、6.5、および 6.7 からの移行を引き続きサポートします。注:vCenter Server 6.5 および 6.7 は、VMware Cloud Director Availability 4.6 以降のレガシー バージョンになりました。

レガシーの移行の詳細については、ナレッジベースの記事 KB89181 を参照してください。

構成の上限

テストおよび検証済みのアップタイム、同時実行、およびスケール制限については、「VMware 構成の上限」を参照してください。

注意事項および制限事項

従来のデータ エンジンを使用するレプリケーションの場合、VMware Cloud Director Availability 4.6 では、ホストベースのレプリケーション (HBR) バージョン 8.7 と呼ばれる vSphere Replication モジュールが使用されます。継承された注意事項と制限の詳細については、『vSphere Replication 8.7 リリース ノート』を参照してください。

サポートされるブラウザ

VMware Cloud Director Availability 4.6 は、次のブラウザをサポートします。

  • Google Chrome 113 以降

  • Microsoft Edge 113 以降

  • Mozilla Firefox 113 以降

  • Apple Safari 16 以降

解決した問題

次の問題は、今回のリリースで修正されました。

  • 名前にカンマが含まれている組織とクラウド ポリシーを同期しようとするとエラーが発生する

    テナント組織の名前にカンマが含まれている場合、[クラウドとの同期] をクリックしようとすると、エラー メッセージが表示されます。

    たとえば、「abc,def」という名前の組織のエラー メッセージは次のとおりです。vCloud Director で予期しないエラーが発生しました。不正な要求: 式 'def' は比較式ではありません。

  • Edge が IP アドレス空間を使用している場合、[L2 ストレッチ] で組織 Edge が一覧表示されない

    VMware Cloud Director 10.4.1 には IP アドレス空間が導入されています。VMware Cloud Director Availability で、いずれかの組織 Edge が IP アドレス空間を使用している場合、[L2 ストレッチ] ページに、IP アドレス空間を使用していない組織 Edge を含めて、組織 Edge が表示されません。 

既知の問題

次の既知の問題は、今回のリリースで特定されました。

  • デュアル Tunnel アプライアンスを使用する vCloud Director サイトで、管理セッション アクセスを制限できない

    アクティブ/アクティブ モードで 2 つの Tunnel アプライアンス インスタンスを使用している場合、[セキュリティ設定] > [送信元 IP アドレスによる管理 API の制限] [どこからでも管理者アクセスを許可] に設定されている場合、制限は適用されません。

    回避策:VMware Cloud Director Availability 4.6.1 にアップグレードします。

  • 最小値が入力されていないと、仮想マシンのパースペクティブ ステータス タブの目標復旧ポイント (RPO) 間隔フィルタリングで最大値が無視される

    最小値を入力しない場合、仮想マシンのパースペクティブ ステータス タブの目標復旧ポイント (RPO) 間隔フィルタリングでは最大値が考慮されません。

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