このセクションでは、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ OVA ファイルから vApp を作成する方法について詳しく説明します。

vApp は、 VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ vApp を実行する組織に作成されます。

前提条件

手順

  1. VMware Cloud Director にログインし、上部ナビゲーション バーで [詳細] > [Kubernetes Container Clusters] の順に選択します。
  2. [CSE 管理] > [CSE サーバの起動] > [vApp に移動] の順にクリックします。
  3. VMware Cloud Director テナント ポータルで組織を選択し、[vApp に移動] をクリックします。
  4. VMware Cloud Director ユーザー インターフェイスで、[アプリケーション] をクリックします。
  5. [仮想アプリケーション] タブで、[新規] をクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。
    • [OVF から vApp を追加]：ローカル マシンから OVA ファイルをアップロードするには、このオプションを選択します。
      1. 仮想データセンターを選択し、[次へ] をクリックします。
      2. [参照] アイコンをクリックし、VMware_Cloud_Director_Container_Service_Extension-4.x.x.ova ファイルに移動して、[開く] をクリックします。
      3. [ライセンスを承諾] ウィンドウで、[上述のライセンス使用許諾契約書に同意します] チェックボックスをオンにします。
      4. vApp 名と説明を入力し、[次へ] をクリックします。
      5. リソース、ネットワーク、カスタム プロパティ、ハードウェアのデフォルト構成を確認し、必要に応じて詳細を編集します。
      6. [カスタム プロパティ] ウィンドウで、次の設定を構成します。
        CSE サーバのプロパティ 説明
        [VCD ホスト] 組織のメンバーが VMware Cloud Director ユーザー インターフェイスにアクセスする際に使用できる URL。
        [CSE サービス アカウントのユーザー名] 組織内の CSE 管理者ユーザーのユーザー名。
        [CSE サービス アカウントの API トークン] [CSE 管理者]ロールを持つユーザーを作成するときに生成する API アクセス トークン。
        [CSE サービス アカウントの組織] CSE 管理者ロールを持つユーザーが属し、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバのデプロイ先である組織。
        [CSE サービス vApp の組織] vApp のデプロイ先である組織。
        詳細については、CSE 管理者ロールを持つユーザーの作成を参照してください。
      7. [完了] をクリックします。
    • [カタログから vApp を追加]：OVA ファイルが VMware Cloud Director の組織内のカタログにある場合は、このオプションを選択します。
      1. 仮想データセンターを選択し、[次へ] をクリックします。
      2. インポートする OVA ファイルを選択し、[次へ] をクリックします。
      3. [ライセンスを承諾] ウィンドウで、[承諾] > [次へ] の順にクリックします。
        注： [エンド ユーザー使用許諾契約書] に同意しない場合は、 [拒否] > [やり直し] の順にクリックします。
      4. vApp 名、説明（必要な場合）、ランタイム リース、およびストレージ リースを入力し、[次へ] をクリックします。
      5. リソース、コンピューティング ポリシー、ハードウェア、ネットワークのデフォルト構成を確認し、必要に応じて詳細を編集します。
      6. [カスタム プロパティ] ウィンドウで、次の設定を構成します。
        CSE サーバのプロパティ 説明
        [VCD ホスト] 組織のメンバーが VMware Cloud Director ユーザー インターフェイスにアクセスする際に使用できる URL。
        [CSE サービス アカウントのユーザー名] 組織内の CSE 管理者ユーザーのユーザー名。
        [CSE サービス アカウントの API トークン] [CSE 管理者]ロールを持つユーザーを作成するときに生成する API アクセス トークン。
        [CSE サービス アカウントの組織] CSE 管理者ロールを持つユーザーが属し、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバのデプロイ先である組織。
        [CSE サービス vApp の組織] vApp のデプロイ先である組織。
        詳細については、CSE 管理者ロールを持つユーザーの作成を参照してください。
      7. [完了] をクリックします。
  6. [仮想アプリケーション] タブの vApp の左下で、[アクション] > [パワー] > [開始] の順にクリックします。
    注： いずれかの時点で VMware Cloud Director Container Service Extension サーバにログインするには、 VMware Cloud Director の [ゲストのカスタマイズ] で自動生成パスワードを設定し、仮想マシンを再起動する必要があります。詳細については、「 仮想マシンのゲスト OS のカスタマイズの変更」を参照してください。

結果

vApp は、 VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ OVA ファイルから作成されます。

次のタスク

VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ vApp デプロイ リースを構成します。