Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグイン 4.1 の [CSE 管理] タブを使用して、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバをセットアップできます。このセクションでは、Tanzu Kubernetes Grid クラスタと関連するワークロードを正常に動作させるためにサービス プロバイダがこのタブで実行できる特定のタスクについて詳しく説明します。

Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグイン 4.1 の [CSE 管理] タブには、次のセクションがあります。
  • [はじめに]
  • [ガイドライン]
  • [サーバの詳細]

はじめに

[はじめに] セクションは、VMware Cloud Director Container Service Extension の管理のためのトップ ページです。このセクションでは、Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグイン 4.1 を使用して VMware Cloud DirectorVMware Cloud Director Container Service Extension を設定し、テナント ユーザーが Kubernetes クラスタを作成できるようにする方法について説明します。

ここでは、VMware Cloud Director のさまざまなセクションを示します。これらのセクションでは、VMware Cloud Director Container Service ExtensionVMware Cloud Director で正常に動作するための適切な環境を作成するために必要なタスクを実行できます。

表 1. [はじめに] 画面の内容
セクション 説明
[OVA のダウンロード] このセクションは、VMware Cloud Director Container Service Extension の構成に必要な次の 2 種類の OVA ファイルをダウンロードできる場所にリンクします。
  • VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ OVA ファイル
  • Kubernetes テンプレート OVA ファイル

適切な OVA ファイルのダウンロードについては、OVA ファイルのダウンロードを参照してください。

[カタログの作成と OVA のアップロード]
このセクションは、次のアクションを実行できる VMware Cloud Director の [カタログ] セクションにリンクします。
  • カタログを活用して VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ OVA ファイルを格納および取得し、Kubernetes テンプレート OVA のリポジトリを維持します。
  • プロバイダが管理する組織でカタログを作成し、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ OVA ファイルをアップロードして簡単にアクセスできるようにします。
  • プロバイダが管理する組織で共有カタログを作成し、Kubernetes テンプレート OVA をアップロードします。

詳細については、カタログの作成と OVA ファイルのアップロードを参照してください。

[CSE サーバの構成の設定] このセクションでは、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバの構成プロセスを開始します。詳細については、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバの構成を参照してください。
[組織 VDC への仮想マシン サイジング ポリシーの追加] このセクションは、仮想マシン サイジング ポリシーを組織 VDC に割り当てることができる、VMware Cloud Director[組織 VDC] セクションにリンクします。詳細については、組織仮想データセンターへの Tanzu Kubernetes Grid 仮想マシン サイジング ポリシーの追加を参照してください。
[CSE 管理者ロールを持つユーザーの作成] このセクションは、CSE 管理者ロールを持つユーザーを作成できる、VMware Cloud Director[ユーザー] セクションにリンクします。このロールでは、VMware Cloud Director Container Service Extension の管理を目的としてユーザーに管理権限を付与します。詳細については、CSE 管理者ロールを持つユーザーの作成を参照してください。
[CSE サーバの起動] このセクションは、アップロードされた VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ OVA ファイルから vApp を作成して VMware Cloud Director Container Service Extension サーバを起動できる、VMware Cloud Director[vApp] セクションにリンクします。詳細については、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ OVA ファイルからの vApp の作成を参照してください。

ガイドライン

[CSE 管理] タブの [ガイドライン] セクションには、[はじめに] ワークフローで自動的に作成されるクラウド リソースの詳細が表示されます。

表 2. [ガイドライン] 画面の内容
セクション 説明
[権限とロール] このセクションには、[はじめに] で自動的に作成される権限バンドルとユーザー ロールの詳細が表示されます。
[TKG 仮想マシン サイジング ポリシー] 仮想マシン サイジング ポリシーを組織仮想データセンターに手動で追加する必要があります。これらのいずれかの仮想マシン サイジング ポリシーが適用されていない Kubernetes クラスタでは、リソースの制限エラーが発生する可能性があります。このセクションには、組織仮想データセンターに追加できる Tanzu Kubernetes Grid 仮想マシン サイジング ポリシーの詳細が表示されます。

このタスクの実行方法については、組織仮想データセンターへの Tanzu Kubernetes Grid 仮想マシン サイジング ポリシーの追加を参照してください。

サーバーの詳細

Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインの [サーバの詳細] セクションには、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ構成の詳細が表示されます。

このセクションを使用して現在のサーバ構成の詳細を確認できます。Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインを使用してこれらの設定を更新するには、[サーバの更新] をクリックします。詳細については、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバの更新を参照してください。サーバ構成の詳細については、「VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ設定の構成」を参照してください。