VMware Cloud Director Container Service Extension 4.1 では、VMware Cloud DirectorKubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインでワーカー ノード プールを作成、サイズ変更、および削除できます。

ワーカー ノード プールは、ワークロードを実行するのと同じ構成を共有するクラスタ内のワーカー ノードのグループです。ワーカー ノード プールを構成すると、クラスタでは複数の異なるタイプのワーカー ノードを使用して、1 つのクラスタで個別のタスクを実行できます。Tanzu Kubernetes Grid クラスタには、1 台のワーカー ノードを含む 1 つ以上のワーカー ノード プールが必要です。

ワーカー ノード プールの作成

VMware Cloud Director Container Service Extension 4.1 では、Tanzu Kubernetes Grid クラスタに複数のワーカー ノード プールを作成できます。次の手順に従って、ワーカー ノード プールを作成するか、または既存のクラスタにワーカー ノード プールを追加します。

手順

  1. VMware Cloud Director にログインし、上部ナビゲーション バーで [詳細] > [Kubernetes Container Clusters] の順に選択します。
  2. クラスタのリストで、ワーカー ノード プールを追加するクラスタの名前をクリックします。
  3. クラスタ情報ウィンドウで、[ノード プール] タブをクリックし、[ワーカー ノード プールの作成] をクリックします。
  4. [新しいワーカー ノード プールの作成] ウィンドウで、ワーカー ノード プール名、ノード数、ディスク サイズを入力し、必要に応じてサイジング ポリシー、配置ポリシー、ストレージ ポリシーを選択します。
    注:
    • vGPU 設定を構成するには、[GPU の有効化] トグルを選択します。vGPU 構成の詳細については、人工知能と機械学習のワークロードを許可するための Tanzu Kubernetes Grid クラスタでの vGPU の構成を参照してください。
    • vGPU 機能を使用するクラスタを作成する場合は、vGPU ライブラリが大量のストレージ容量を占有するため、ディスク サイズを 40 ~ 50 GB に増やすことを推奨します。
    • このワークフローでサイジング ポリシーを選択することも、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ構成で別途選択することもできます。このワークフローで選択したサイジング ポリシーが Tanzu Kubernetes Grid クラスタ構成で優先されます。
  5. (オプション) [新規ワーカー プールを作成] をクリックして、追加のワーカー ノード プールを作成します。
  6. [作成] をクリックします。

ノード プールのサイズ変更

このセクションでは、Tanzu Kubernetes Grid クラスタ内のワーカー ノードの数を増減することで、既存のノード プールのサイズを変更する方法について説明します。

手順

  1. VMware Cloud Director にログインし、上部ナビゲーション バーで [詳細] > [Kubernetes Container Clusters] の順に選択します。
  2. クラスタのリストで、サイズを変更するクラスタの名前をクリックします。
  3. クラスタ情報画面で、[ノード プール] タブをクリックします。
  4. サイズを変更するノード プールの左側にある省略記号をクリックし、[サイズ変更] を選択します。
  5. [ノード プールのサイズ変更] ウィンドウでノードの数を構成し、[送信] をクリックします。