Kubernetes クラスタ権限バンドルは、Tanzu Kubernetes Grid クラスタの管理に必要な権限で構成されています。デフォルトでは、この権限バンドルは、VMware Cloud Director Container Service Extension のすべてのテナント ユーザーに自動的に公開されます。

表 1. Kubernetes クラスタ権限バンドルに含まれる権限
権限
すべての組織 VDC へのアクセスの許可
ユーザー自身の API トークンの管理
証明書ライブラリの管理
証明書ライブラリの表示
管理者の表示
ディスクの作成
ディスク プロパティの編集
ディスク プロパティの表示
共有ディスクの作成
OVF のインポートおよびエクスポート中にすべての ExtraConfig 要素を保存
他の組織から共有されたカタログを表示
ゲートウェイの表示
NAT ビューのみ
NAT の設定
ロード バランサ ビューのみ
ロード バランサの設定
表示:VMWARE:VCDKECONFIG
表示:VMWARE:CAPVCDCLUSTER
編集:VMWARE:CAPVCDCLUSTER
完全コントロール:VMWARE:CAPVCDCLUSTER
管理者の表示:VMWARE:CAPVCDCLUSTER
管理者の完全コントロール:VMWARE:CAPVCDCLUSTER

次の IP アドレス空間権限はオプションであり、IP アドレス空間を使用してゲートウェイを利用する場合にのみ必要とされます。これらの権限は自動的に追加されないため、サービス プロバイダが手動で Kubernetes クラスタ権限バンドルに追加する必要があります。手順については、「VMware Cloud Director を使用した権限バンドルの表示および編集」を参照してください。

表 2. IP アドレス空間権限
権限
IP アドレス空間の表示
IP アドレス空間の管理
IP アドレス空間の割り当て

次の条件付き権限は、Kubernetes クラスタ管理に関連するため、すでにシステムに含まれている場合にのみ追加されます。

表 3. 条件付き権限
権限
表示:Tanzu Kubernetes ゲスト クラスタ
編集:Tanzu Kubernetes ゲスト クラスタ
完全コントロール:Tanzu Kubernetes ゲスト クラスタ
管理者の表示:Tanzu Kubernetes ゲスト クラスタ
管理者の完全コントロール:Tanzu Kubernetes ゲスト クラスタ
表示:CSE:NATIVECLUSTER
編集:CSE:NATIVECLUSTER
完全コントロール:CSE:NATIVECLUSTER
管理者の表示:CSE:NATIVECLUSTER
管理者の完全コントロール:CSE:NATIVECLUSTER