vCloud Director マルチサイト機能を使用すると、地理的に分散した複数の vCloud Director インストール(サーバ グループ)を所有するサービス プロバイダまたはテナントが、これらのインストールおよび組織を単一エンティティとして管理および監視できます。

vCloud Director Object Storage Extension 1.0.1 以降では、vCloud Director マルチサイト アーキテクチャ内で vCloud Director Object Storage Extension をデプロイして構成できます。マルチサイト アーキテクチャ内で vCloud Director Object Storage Extension を構成することで、テナント ユーザーはリモート サイトのオブジェクトをプレビューおよびダウンロードできるようになります。

マルチサイト機能を使用することで、高可用性を実現し、組織ユーザーに対して単一のデータ アクセス ポイントを提供できます。

マルチサイト機能を構成する場合は、複数の vCloud Director Object Storage Extension インスタンスからなるクラスタを作成して、アベイラビリティ ゾーンを作成します。vCloud Director Object Storage Extension 1.0.1 では、vCloud Director Object Storage Extension インスタンスを単一のリージョンにのみまとめて分類できます。リージョンとは、ある地理的な領域内のコンピューティング リソースの集まりのことです。リージョンは分離されており、互いに独立しています。vCloud Director Object Storage Extension 1.0.1 はマルチリージョンのアーキテクチャをサポートしていません。

vCloud Director Object Storage Extension のマルチサイト デプロイの要件

vCloud Director Object Storage Extension を使用してマルチサイト機能を構成する場合は、次の要件を考慮してください。
  • マルチサイト環境で使用する vCloud Director サイトを関連付けます。詳細については、『vCloud Director Service Provider Admin Portal ガイド』を参照してください。
  • 各サイトに vCloud Director Object Storage Extension インスタンスをデプロイして構成します。
  • 各サイトにすべての必要な Cloudian HyperStore コンポーネントをデプロイして構成します。
  • Cloudian HyperStore サイトを単一のリージョンに参加させます。詳細については、『Cloudian HyperStore 管理ガイド』を参照してください。