vCloud Director Object Storage Extension に保存した vApp を使用するには、vApp を vCloud Director にリストアします。一度に 1 つの vApp をリストアできます。
vApp をリストアするときに、vApp に含まれる各仮想マシンのハードウェア プロパティを編集できます。
前提条件
- vApp をリストアするために必要な権限のセットがあることを確認します。組織管理者の場合は、vApp を管理するために必要なすべての vCloud Director の権限を持っています。組織ユーザーの場合は、vCloud Director のユーザー アカウントに次の権限が割り当てられていることを確認します。
- vApp:アップロード
- vApp:作成/再構成
- 組織 vDC:表示
組織管理者の場合は、組織内のユーザーが所有するすべての vApp をリストアできます。組織ユーザーとして vApp をリストアするには、vApp の所有者であるか、または所有者が vApp を共有する必要があります。
- ターゲット組織の仮想データセンターに、リストアする vApp に対応できる十分なコンピューティング リソースがあることを確認します。
手順
- vCloud Director Tenant Portal にログインします。
- メイン メニュー (
) から、[Object Storage] を選択します。
- [vApp] ペインで、リストアする vApp を選択し、[リストア] をクリックします。
- (オプション) vApp の名前を編集します。
- vApp のターゲット仮想データセンターを選択します。
- (オプション) vApp に含まれる仮想マシンのハードウェア設定を編集します。
- リストア タスクを開始するには、[リストア] をクリックします。
結果
次のタスク
vCloud Director で vApp の使用を開始できます。
同じ vApp のバックアップ コピーが不要になった場合は、vCloud Director Object Storage Extension から vApp を削除できます。