カスタム アクセス コントロール リストを作成することで、組織内のユーザーとバケットを共有できます。
前提条件
バケットを共有するために必要な権限のセットがあることを確認します。
組織管理者の場合は、組織内のユーザーが所有するバケットを共有できます。
組織ユーザーとしてバケットを共有するには、バケットの所有者であるか、所有者から自分のユーザー アカウントに、バケットに対する次の権限セットのいずれかが割り当てられる必要があります。
- バケットの読み取り、バケットの書き込み 、ACL の読み取り、および ACL の書き込み
- バケットの読み取り、ACL の読み取り、および ACL の書き込み
- 完全コントロール
手順
- vCloud Director Tenant Portal にログインします。
- メイン メニュー (
) から、[Object Storage] を選択します。
- [バケット] ペインで、共有するバケットの名前をクリックします。
- [権限] タブで [編集] をクリックします。
- バケットに対して必要な権限のセットを構成し、[保存] をクリックします。
- テナント組織内でバケットを共有するには、[テナント ユーザー] 行のスライダを使用します。
- すべてのユーザーとバケットを共有するには、[パブリック] 行のスライダを使用します。
- 組織内の特定のユーザーとバケットを共有するには、[ユーザーを追加] ボタンをクリックし、ユーザーを選択して、対応する行のスライダを使用します。
次の表では、使用可能なアクセス コントロール リストのオプションについて説明します。
オプション |
説明 |
Full Control |
バケットに対する読み取りおよび書き込みの権限と、バケットのアクセス コントロール リストに対する読み取りと書き込みの権限を付与します。 |
Read of Bucket |
バケットに対する読み取りの権限を付与します。 |
Write of Bucket |
バケットに対する書き込みの権限を付与します。 |
Read of ACL |
バケットのアクセス コントロール リストに対する読み取りの権限を付与します。 |
Write of ACL |
バケットのアクセス コントロール リストに対する書き込みの権限を付与します。 |