Cloudian クラスタ上に VMware Cloud Director Object Storage Extension を展開する場合は、Cloudian クラスタが特定の要件を満たしている必要があります。

必要な Cloudian コンポーネント

展開する必要がある Cloudian コンポーネントの一覧は次のとおりです。

  • 少なくとも 3 台のノードがある Cloudian HyperStore クラスタ。
  • VMware Cloud Director の内部ネットワークからアクセスできる Cloudian HyperStore 管理サービスの HTTPS API エンドポイント。デフォルトでは、ポート 19443 を使用するようにエンドポイントが構成されています。
  • VMware Cloud Director の内部ネットワークからアクセスできる Cloudian HyperStore S3 Service。デフォルトでは、S3 サービスは SSL 通信にポート 443 を使用します。
  • VMware Cloud Director の内部ネットワークからアクセスできる Cloudian HyperStore Identity and Access Management Service (IAM)。デフォルトでは、IAM サービスは SSL 通信にポート 16443 を使用します。
  • 外部ネットワークからアクセスできる Cloudian Management Console

Cloudian コンポーネントの必要な構成

VMware Cloud Director Object Storage Extension では、環境内の Cloudian コンポーネントについて、特定の構成が必要です。

VMware Cloud Director Object Storage Extension が必要とする Cloudian コンポーネントの特定の構成の一覧は次のとおりです。

  • シングル サインオン (SSO) を有効にし、Cloudian Management Console の一意の共有キーを提供します。共有キーと SSO ログイン ユーザーを書き留めます。VMware Cloud Director Object Storage Extension の構成時に必要となります。
  • VMware Cloud Director ユーザー マッピングの要件を満たすには、Cloudian HyperStore ユーザー ID の最大長さを 64 バイトから 255 バイトに増やします。
  • HyperStore IdentityAccess Manager を有効にします。
  • S3 エンドポイントで、TLS (Transport Layer Security) と SSL (Secure Sockets Layer) プロトコルを有効にします。
  • 共有バケット リストを有効にします。
  • デフォルトでは、Cloudian HyperStore は S3 API 通信に使用される、開放された HTTP ポートを使用して構成されています。パフォーマンスがセキュリティよりも重要である場合にのみ、VMware Cloud Director Object Storage ExtensionCloudian HyperStore HTTP ポートを使用してください。テナントで、SSE-C 暗号化タイプを使用する必要がある場合は、開放された HTTPS ポートが必要です。
  • デフォルトのストレージ ポリシーを作成します。詳細については、『Cloudian HyperStore 管理者ガイド』の「新しい HyperStore システムの使用を開始する」を参照してください。

オブジェクト ロック機能を使用するには、Cloudian HyperStore 7.2.2 が必要です。

すべての VMware Cloud Director Object Storage Extension および Cloudian ノードの時刻を同期するには、同じ NTP サーバを使用します。

VMware Cloud Director Object Storage Extension との統合のための Cloudian コンポーネントのインストール、構成、および拡張の詳細については、https://cloudian.com/vmware-docs/ を参照してください。