VMware Cloud Director Object Storage Extension を展開する前に、環境を準備する必要があります。VMware Cloud Director Object Storage Extension では、特定バージョンの特定の外部コンポーネントが必要となります。

次の表に、展開および構成する必要があるソフトウェア コンポーネントと、これらのコンポーネントのサポートされているバージョンを示します。
必要なコンポーネント サポートされているバージョン
VMware Cloud Director
  • 10.3.x
  • 10.2.x
  • 10.1.x
  • 10
注: VMware Cloud Director Object Storage Extension を操作するには、使用する VMware Cloud Director インスタンスが VMware Cloud Director cloud provider admin portal および VMware Cloud Director tenant portal をサポートしている必要があります。
Cloudian HyperStore Cloudian HyperStore 上に VMware Cloud Director Object Storage Extension を展開する場合は、Cloudian HyperStore ノードが 3 台以上のクラスタが必要です。

Cloudian HyperStore バージョン 7.1.6 以降で VMware Cloud Director Object Storage Extension を構成できます。

Cloudian HyperStore 固有の要件の詳細については、Cloudian デプロイの要件を参照してください。
Dell EMC ECS ECS 上に VMware Cloud Director Object Storage Extension を展開する場合は、ECS ノードが 3 台以上のクラスタが必要です。

VMware Cloud Director Object Storage ExtensionECS バージョン 3.4 以降をサポートします。

ECS 固有の要件の詳細については、ECS デプロイの要件を参照してください

データベース PostgreSQL 10 以降

VMware Cloud Director Object Storage Extension は専用のデータベース インスタンスと、テーブルの作成とデータベース スキーマの変更のための適切な権限を持つデータベース ユーザーを必要とします。

VMware Cloud Director Object Storage Extension では、VMware Cloud Director との通信に RabbitMQ メッセージ バスを必要としません。

すべての VMware Cloud Director Object Storage Extension およびストレージ プラットフォーム ノードの時刻が同期されていることを確認します。ベスト プラクティスとして、同じ NTP (Network Time Protocol) サーバを使用できます。

仮想ホスト形式の S3 API 要求の要件

S3 API 要求を行う場合は、https://<ose-host>/api/v1/s3/<bucket>/<object> などのパス形式の URI を使用することも、https://<bucket>.<s3-ose-host>/<object> などの仮想ホスト形式の URI を使用することもできます。

仮想ホスト形式の S3 API 要求をサポートするには、VMware Cloud Director Object Storage Extension インスタンスのホスト名が s3. で開始し、DNS サーバが仮想ホスト形式の要求をルーティングできることを確認します。

たとえば、 VMware Cloud Director Object Storage Extension インスタンスのホスト名は、 example.com です。仮想ホスト形式の要求をルーティングするには、DNS エントリに次のホスト名マッピングを追加します。
変更前 変更後
*.s3.example.com example.com
s3.example.com example.com