スケーリングの目的で、環境内のロード バランサの背後に VMware Cloud Director Object Storage Extension の追加のインスタンスを展開できます。
手順
- 展開した VMware Cloud Director Object Storage Extension の最初のインスタンスと、同じロード バランサで構成している追加ノードへの SSH 接続を開きます。
- 最初に展開された VMware Cloud Director Object Storage Extension から構成をエクスポートします。
ose config export --file="configuration-file-name" --secret="vcd-sys-admin-pass"
このスクリプトは、root ディレクトリ内の暗号化されたテキスト ファイルに構成をエクスポートします。
--file 引数の値として、エクスポート ファイル名を入力します。--secret 引数の値として、VMware Cloud Director のシステム管理者のパスワードを入力します。
- 設定を行う追加の VMware Cloud Director Object Storage Extension のインスタンスに構成ファイルをコピーします。
- VMware Cloud Director Object Storage Extension の追加のインスタンスに構成をインポートします。
ose config import --file="path-to-the-configuration-file" --secret="vcd-sys-admin-pass"
ここで、--file 引数の値は、インポートのためのソース ディレクトリです。--secret
引数の値は、VMware Cloud Director のシステム管理者のパスワードです。
- VMware Cloud Director Object Storage Extension の追加のノードで VMware Cloud Director Object Storage Extension Keeper サービスを再起動します。
systemctl restart voss-keeper