バージョン 2.X から VMware Cloud Director Object Storage Extension 2.2 に直接アップグレードできます。
VMware Cloud Director Object Storage Extension は、vmware-ose-v.v.v-nnnnnnnn.el7.x86_64.rpm という形式の名前の RPM インストール ファイルとして配布されています。ここでの v.v.v は製品バージョンで、nnnnnnnn はビルド番号です。たとえば、vmware-ose--1.0.0-24012158.el7.x86_64.rpm となります。
バージョン 1.X からアップグレードする場合は、まず環境をバージョン 2.X にアップグレードしてから VMware Cloud Director Object Storage Extension 2.2 にアップグレードします。
マルチサイト環境をアップグレードする場合は、サービスのダウンタイムを回避するために、VMware Cloud Director Object Storage Extension インスタンスを 1 つずつアップグレードします。
VMware Cloud Director Object Storage Extension 2.X からのアップグレード
バージョン 2.X からアップグレードするには、次のコマンドを実行します。
CentoOS、RHEL、Photon OS、および Oracle Linux:
rpm -e vmware-ose
rpm -ivh vmware-ose-v.v.v-nnnnnnnn.el7.x86_64
ose endpoint set --url=YOUR_OSE_FQDN --region=YOUR_S3_REGION_NAME
ose ui install
ose service restart
Ubuntu および Debian:
sudo apt-get install /temp/vmware-ose_$v.v.v-$nnnnnnnn.deb
sudo apt-get remove vmware-ose
ose endpoint set --url=YOUR_OSE_FQDN --region=YOUR_S3_REGION_NAME
ose ui install
ose service restart
VMware Cloud Director Object Storage Extension 1.X からのアップグレード
バージョン 1.X からアップグレードするには、以下を実行します。
- ホスト マシンから以前のバージョンのソフトウェアをアンインストールします。VMware Cloud Director Object Storage Extension のアンインストールを参照してください。
- バージョン 2.2 にアップグレードする前に、データベースを準備します。アップグレードのためのデータベースの準備 を参照してください。
- 新しい RPM パッケージをインストールします。VMware Cloud Director Object Storage Extension のインストールを参照してください。
- データ移行スクリプトを実行します。VMware Cloud Director Object Storage Extension データの移行を参照してください。