AWS アカウントを再利用することで、AWS ルート組織プールの VMware Cloud Director 組織に関連付けられていない既存の AWS アカウントを使用して、VMware Cloud Director 組織ユーザーに VMware Cloud Director Object Storage Extension へのアクセスを提供します。

前提条件

ユーザー アカウントを再利用する VMware Cloud Director 組織の VMware Cloud Director Object Storage Extension が無効になっていることを確認します。

手順

  1. VMware Cloud Director cloud provider admin portal にログインします。
  2. [その他の操作] ドロップダウン メニューから [オブジェクト ストレージ] を選択します。
  3. [テナント] タブで、AWS アカウントを再利用するテナント組織の名前をクリックします。
  4. ストレージ プラットフォーム カードで、[アカウントの管理] をクリックします。
  5. [再利用] を選択し、[次へ] をクリックします。
  6. ドロップダウン メニューから、再利用する AWS アカウントを選択します。
  7. (オプション) アカウントのすべての既存のバケットをクリーンアップするには、チェック ボックスを選択します。
    AWS S3 からのバケットとオブジェクトのクリーンアップには時間がかかります。ダイアログボックスを閉じて [テナント] タブに戻り、進行状況を確認できます。
    注: クリーンアップ操作が失敗した場合、 AWS アカウントのリセットも失敗します。
  8. [割り当て] をクリックします。
    AWS アカウントの再利用の構成には数分かかります。
  9. (オプション) アカウント再利用構成の最新ステータスを取得するには、[同期ステータス] をクリックします。

結果

再利用アカウントが構成されると、組織ユーザーは AWS S3VMware Cloud Director Object Storage Extension の使用を開始できます。