組織がマルチリージョン オブジェクト ストレージにアクセスできる場合は、データが失われる可能性がある予期しないイベントが発生した場合にクラスタを以前の状態に戻すことができます。
前提条件
「Kubernetes クラスタのバックアップの開始」、「バケットのレプリケート」および「Kubernetes クラスタをリストアする」の手順を確認します。
手順
- 以前の状態に戻すターゲット Kubernetes クラスタのバックアップを開始します。
- 名前空間またはリソース、リージョン、およびバックアップ バケットを指定します。
- ターゲット Kubernetes クラスタのバックアップ バケットをターゲット クラスタのバックアップ リージョンとは異なるリージョンのバケットにレプリケートすることを開始します。
- ワークロードをリカバリする宛先 Kubernetes クラスタのバックアップを開始します。
- 名前空間またはリソースを指定します。レプリケーション用に選択したリージョンおよびバケットと同じリージョンとバックアップ バケットを選択します。
- レプリケートされたワークロードを宛先 Kubernetes クラスタにリストアします。
例:
リージョン(リージョン X)と宛先バケット( バケット 1)を使用してクラスタ A のバックアップを開始します。バックアップが生成され、バケット 1 に保存されます。クラスタ A のバケットのレプリケーションを設定します。リージョン Y とバケット 2 にレプリケートするデータを設定します。クラスタ B からリージョン Y、宛先バケット(バケット 2)への保護を開始します。バケット 2 に保存されているワークロードをクラスタ B にリストアします。