マルチリージョン オブジェクト ストレージ クラスタとそれに対応する VMware Cloud Director Object Storage Extension サーバを展開する場合は、各リージョンの VMware Cloud Director Object Storage Extension サーバを参加させてクラスタを構築できます。

複数のリージョンをグループ化する場合は、グループからリージョンを削除できます。

リージョンの追加

リージョン内の 1 台の VMware Cloud Director Object Storage Extension サーバを別のリージョンのサーバとグループ化することも、既存のグループに追加することもできます。VMware Cloud Director Object Storage Extension 拡張サーバの 2 つのグループをマージすることはできません。

マルチリージョン VMware Cloud Director Object Storage Extension サーバをグループ化すると、複数のリージョンのテナント組織を有効にできます。リモート リージョンの VMware Cloud Director Object Storage Extension サーバには、同じテナントに関連付けられた組織が必要です。

手順

  1. VMware Cloud Director tenant portal にログインします。
  2. [その他の操作] ドロップダウン メニューから [オブジェクト ストレージ] を選択します。
  3. [プラットフォーム] タブで、[リージョンの追加] をクリックします。
  4. 追加するリージョンの VMware Cloud Director Object Storage Extension サーバのパブリック エンドポイントを入力します。
  5. [検証] をクリックします。
    検証プロセスでは、サーバ エンドポイントに対して TLS が有効になっているかどうか、オブジェクト ストレージ クラスタがマルチリージョン クラスタとして構成されているかどうかなど、さまざまなパラメータに従ってサーバが認定されているかどうかを確認します。
  6. [保存] をクリックします。

リージョンの削除

非ローカル リージョンを削除すると、このリージョンで有効になっているテナント組織は自動的に無効になります。

手順

  1. VMware Cloud Director tenant portal にログインします。
  2. [その他の操作] ドロップダウン メニューから [オブジェクト ストレージ] を選択します。
  3. [プラットフォーム] タブで、削除するリージョンを選択します。
  4. [破棄] をクリックします。