問題の診断に役立てるために、システムとランタイムの情報の生成や、ログ ファイルのサポート バンドルの収集が必要になる場合があります。

次の表では、サポート バンドルの内容について説明します。
名前 説明
command.txt サポート バンドルの詳細を含むテキスト ファイル。生成時に定義された、サポート バンドルの開始日、終了日、およびターゲット ディレクトリが含まれます。
config.txt 構成の詳細を含むテキスト ファイル。システム トークン、パスワード、SSL 証明書の署名とフィンガープリントは除外されます。
log 次の VMware Cloud Director Object Storage Extension ログが含まれるディレクトリ：
  • VMware Cloud Director Object Storage Extension Keeper サービス ログ
  • アクセス ログ
  • デフォル トログ
  • システム ログ
  • 組織単位 (OU) ログ
db 次を含むディレクトリ： データベースのスキーマ履歴と休止状態シーケンス。

手順

  1. VMware Cloud Director Object Storage Extension マシンへの SSH 接続を開きます。
  2. サポート バンドルを生成するには、次のコマンドを実行します。 
    ose support --start 開始日 --end 終了日

    必要に応じて、--start 引数と --end 引数を追加できます。

    --start 引数は、ログの収集開始時刻を定義します。デフォルト値は 2018-01-01 です。

    --end 引数は、ログの収集終了時刻を定義します。指定しない場合、終了日は現在の日付になります。

    --start 引数と --end 引数の値には、YYYY-MM-DD 形式の日付を入力します。

    ose support --start 2020-03-12 --end 2020-05-24

結果

サポート バンドルが生成され、VMware Cloud Director Object Storage Extension マシンの /opt/vmware/voss/support ディレクトリに保存されます。