デフォルトでは、基盤となるデータストアにユーザーが格納しているオブジェクトに対して、VMware Cloud Director Object Storage Extension はサーバ側の暗号化を強制しません。オプションとして、組織管理者は、クラウド プロバイダのデータセンターに保存されているデータを保護するために、サーバ側の暗号化方法を定義できます。
組織の暗号化方法を変更しても、VMware Cloud Director Object Storage Extension に存在するオブジェクトには影響しません。
手順
- VMware Cloud Director tenant portal にログインします。
- プライマリの左側ナビゲーション パネルの [詳細] で、[オブジェクト ストレージ] を選択します。
- [編集] をクリックします。 に移動して、
- 所属する組織の暗号化の種類を選択します。
暗号化の種類 説明 なし デフォルトでは、VMware Cloud Director Object Storage Extension はサーバ側の暗号化を実施しません。 SSE-S3 AES-256 アルゴリズムを使用するサーバ側の暗号化方法。S3 サーバはプライマリ キーを管理します。 SSE-C 組織管理者が独自の暗号化アルゴリズムおよびプライマリ キーを管理する場合は、このオプションを使用します。この暗号化の種類を選択する場合は、暗号化アルゴリズムを選択して、暗号化キーを指定または生成する必要があります。 - [結果を理解しました] チェック ボックスを選択し、[保存] をクリックします。