SDDC 環境の送信トラフィックがプロキシを経由するように構成されている場合は、VMware リバース プロキシ OVA の展開中に、転送プロキシを使用するように VMware Proxy Service を構成できます。これにより、特定のファイアウォール ルールを設定せずに、環境に送信接続を提供できます。
リバース プロキシ アプライアンス OVA の展開時に、[テンプレートのカスタマイズ] 画面で転送プロキシ接続のサポートを構成します。リバース プロキシ アプライアンスの展開の詳細については、「リバース プロキシ アプライアンスの展開」を参照してください。
転送プロキシを構成すると、VMware Cloud Director service プロキシ サーバや、VMware Cloud services と Docker レジストリなどの他のサービスに接続するために使用されます。構成すると、アプライアンス コンソールで実行するほとんどのコマンドにも転送プロキシ接続が使用されます。
VMware Cloud Director service は、HTTP および HTTPS プロキシ プロトコルを使用するプロキシ接続をサポートします。
設定 | 値 |
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ネットワーク プロキシ URI | 送信 HTTP または HTTPS 接続に使用されるプロキシの URI。 例: ユーザー名とパスワードの認証、およびポート番号がサポートされます。空白は無視されます。ユーザー名とパスワードの特殊文字は、URL エンコードする必要があります。 |
ネットワーク プロキシのスキップ | プロキシ接続を使用していない IP アドレス、CIDR ブロック、宛先ホスト、およびポートのカンマ区切りのリスト。 例: ホスト名は DNS サフィックスと見なされます。これは、たとえば、example.com が example.com、www.example.com、および foo.example.com と一致することを意味します。ホスト名は、リストの CIDR ブロックまたは IP アドレスと照合される前に IPv4 アドレスに変換されます。空白は無視されます。 |