VMware Cloud Director におけるゲスト OS のカスタマイズは、すべてのプラットフォームにおいて、オプションです。Windows ドメインへの参加が必要な仮想マシンについては、必須です。

このメニューで指定する情報の一部は、Windows プラットフォームにのみ適用されます。[ゲスト OS のカスタマイズ] パネルには、Windows ドメインに参加する仮想マシンに必要な情報が含まれます。組織管理者は、組織内の Windows ゲストが参加できるドメインのデフォルト値を指定できます。すべての Windows 仮想マシンがドメインに参加する必要はありませんが、ほとんどの大規模企業のインストール環境では、ドメインのメンバーではない仮想マシンは多くの利用可能なネットワーク リソースにアクセスできません。

前提条件

  • この操作には、事前定義の vApp 作成者ロールに含まれている権限、またはそれに相当する権限が必要です。
  • ゲスト OS のカスタマイズには、VMware Tools を実行している仮想マシンが必要です。
  • Windows ゲスト OS をカスタマイズする前に、システム管理者VMware Cloud Director サーバ グループに適切な Microsoft Sysprep ファイルをインストールしておく必要があります。VMware Cloud Director インストール、構成、およびアップグレード ガイドを参照してください。
  • Linux ゲスト OS をカスタマイズするには、ゲストに Perl がインストールされている必要があります。

手順

  1. [仮想データセンター] ダッシュボード画面で、確認する仮想データセンターのカードをクリックし、左側のパネルから [仮想マシン] を選択します。
  2. カード アイコン をクリックしてカード ビュー内のリストを表示し、必要に応じて [検索先] ドロップダウン メニューから仮想マシンのリストを調整します。
  3. 編集する仮想マシンのカードで [詳細] をクリックします。
  4. [ゲスト OS のカスタマイズとプロパティ] をクリックしてゲスト OS の設定のリストを展開します。
    オプション 説明
    ゲストのカスタマイズの有効化 ゲストのカスタマイズを有効にするには、このオプションを選択します。
    SID を変更 Windows セキュリティ ID (SID) を変更するには、このオプションを選択します。

    このオプションは、Windows ゲスト OS を実行している仮想マシンに固有です。SID は、一部の Windows OS で、システムおよびユーザーを一意に識別するために使用されます。このオプションを選択しない場合、新規仮想マシンの SID は基になっている仮想マシンまたはテンプレートと同じになります。これらのコンピュータが 1 つのドメイン内にあり、ドメイン ユーザー アカウントのみが使用される場合、SID が重複していても問題が発生することはありません。しかし、これらのマシンがワークグループの一部であったり、ローカル ユーザー アカウントを使用したりする場合、SID が重複しているとファイル アクセス コントロールが危険にさらされる場合があります。詳細は、Microsoft Windows オペレーティング システムのドキュメントを参照してください。

    ローカル管理者パスワードを許可 ゲスト OS で管理者パスワードの設定を許可するには、このオプションを選択します。
    1. ローカル管理者のパスワードを指定します。

      [パスワードを指定] テキスト ボックスを空白にすると、パスワードが自動的に生成されます。

    2. 自動ログインを許可する回数を指定します。

      値として 0 を入力すると、管理者としての自動ログインが無効になります。

    初回ログイン時にパスワードの変更を管理者に要求 初回ログイン時にゲスト OS のパスワードの変更を管理者に要求するには、このオプションを選択します。セキュリティ上の理由から、選択することをお勧めします。
    パスワードを自動生成 パスワードの自動生成を許可するには、このオプションを選択します。
    この仮想マシンを有効化してドメインに参加させる このオプションを選択すると、仮想マシンを Windows ドメインに参加させることができます。組織のドメインを使用するか、または組織のドメインをオーバーライドしてドメインのプロパティを入力することができます。
    1. ドメイン名を入力します。
    2. ユーザー名とパスワードを入力します。
    3. アカウント組織ユニットを入力します。
    スクリプト カスタマイズ スクリプトを使用して、仮想マシンのゲスト OS を変更することができます。カスタマイズ スクリプトを仮想マシンに追加すると、スクリプトは最初のカスタマイズと再カスタマイズの適用時にのみ呼び出されます。precustomization コマンド ライン パラメータを設定すると、ゲストのカスタマイズが開始する前にスクリプトが呼び出されます。postcustomization コマンド ライン パラメータを設定すると、ゲストのカスタマイズが終了した後にスクリプトが呼び出されます。
    • スクリプト テキスト ボックスの下にあるアップロード ボタンをクリックして、ローカル マシンのカスタマイズ スクリプトに移動します。
    • [スクリプト ファイル] テキスト ボックスに直接カスタマイズ スクリプトを入力します。

    [スクリプト ファイル] テキスト ボックスに直接入力するカスタマイズ スクリプトは、1,500 文字を超えて入力することはできません。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 https://kb.vmware.com/kb/1026614 を参照してください。

  5. 変更が完了したら、[保存] をクリックします。