VMware Cloud Director 10.2.1 | 2021 年 1 月 14 日 | ビルド 17444454(インストールされているビルド 17444397)

このリリースノートの追加事項や更新事項を確認してください。

このドキュメントの内容

新機能

VMware Cloud Director バージョン 10.2.1 には次の新機能が含まれています。

  • 改善されたアクセシビリティ サポート:VMware Cloud Director は現在、WCAG 2.1 AA 基準に準拠しています。アクセシビリティの機能強化には、ユーザー インターフェイス コンポーネントの色のコントラスト比の向上、ユーザー インターフェイスのラベルと手順の明確化およびあいまいさの排除、ユーザー インターフェイス コンポーネントの名前、ロール、値情報の改善、キーボードのフォーカスとアクセシビリティの向上、フォーカス順序の実装の改善などが含まれます。
  • VMware Cloud Director 仮想アプライアンスの機能強化:VMware Cloud Director アプライアンスのデプロイ中に、プライマリラージまたはスタンバイラージのデプロイ サイズを選択すると、8 個の vCPU がデプロイされるようになりました(4 個の vCPU から増加)。また、Cloud Director セル アプリケーションを使用した場合、4 個の vCPU がデプロイされるようになりました(2 個の vCPU から増加)。
  • Kubernetes Container Clusters プラグインのアップデート:Kubernetes Container Clusters プラグインがバージョン 2.1.0 にアップデートされ、バグ修正が含まれるようになりました。詳細については、「解決した問題」セクションを参照してください。
  • NVM Express (NVMe) ディスク コントローラのサポート。NVMe は、NVM デバイスとの高パフォーマンスのマルチキュー通信専用に設計された標準化プロトコルです。vSphere 7.0 NVMe ディスク コントローラは、Windows Server 2016 および 2019 などのゲスト OS でサポートされているデフォルトのディスク コントローラです。このリリースでは、NVMe ディスク コントローラを使用した仮想マシンの管理がサポートされています。
  • VMware Cloud Director API オブジェクト メタデータシステム管理者は、オブジェクトのメタデータのサイズと MetadataEntry の制限を構成できます。デフォルトでは、GENERAL ドメインおよび SYSTEM ドメイン内にあるオブジェクトのメタデータのサイズは 128 KB に設定されています。
  • NSX-T Data Center の Edge Gateway ファイアウォール ルール ユーザー インターフェイスの変更。VMware Cloud Director 10.2.1 以降のバージョンでは、[NSX-T Edge Gateway ファイアウォール ルール作成] ウィザードのユーザー インターフェイスから Direction パラメータが削除されます。Edge Gateway との間のトラフィックを制御するには、送信元および宛先ファイアウォール ルール パラメータを使用します。

システム要件とインストール

システム要件とインストール手順の詳細については、「VMware Cloud Director 10.2 リリース ノート」を参照してください。

アプライアンスの構成とサイジングの詳細については、「VMware Cloud Provider Pod Designer - VMware で検証されたクラウド プロバイダ向けの設計」を参照してください。 

VMware Cloud Director アプライアンスのデプロイ

VMware Cloud Director アプライアンスのデプロイ後に、vami_firstboot ファイルが自動的に削除されないことがあります。これが原因で、アプライアンスは次に電源入れ直しまたは再起動したときに再初期化されます。この問題を回避するには、デプロイ後にサーバ グループ内の各アプライアンスで次の手順を実行します。

1.VMware Cloud Director アプライアンスにファイル /opt/vmware/etc/vami/flags/vami_firstboot があるかどうかを確認します。
2.ファイルがある場合は、次のコマンドを実行して削除します。
rm /opt/vmware/etc/vami/flags/vami_firstboot

ドキュメント

製品の完全なドキュメント セットを参照するには、「VMware Cloud Director のドキュメント」にアクセスしてください。

VMware Cloud Director 10.2.x の以前のリリース

VMware Cloud Director 10.2 リリース ノート

解決した問題

  • スタンドアロン仮想マシンの NIC 設定を編集できない

    スタンドアロン仮想マシンの NIC 設定を更新することはできません。[編集] をクリックして仮想マシンの NIC 設定を開くと、[設定] 画面は開きますが、応答しなくなります。

  • クラスタをデプロイしている組織 VDC がデータセンター グループ ネットワークに接続されている場合に、ネイティブの Kubernetes クラスタを作成しようとすると失敗する

    テナント ポータルで、Kubernetes Container Clusters プラグインを使用してネイティブの Kubernetes クラスタを作成しようとすると、クラスタ作成ウィザードによるネットワーク情報のロードが失敗することがあります。この問題は、クラスタをデプロイしている組織 VDC がデータセンター グループ ネットワークに接続されている場合に発生します。

  • 隔離された組織 VDC ネットワークを構成しようとすると、システム管理者が Edge クラスタを組織 VDC に割り当てておいた場合でも、Edge Gateway は vSphere のシステム リソース プールにデプロイされる

    隔離された組織 VDC ネットワークを構成するときに、ネットワーク サービスを提供する Edge Gateway が一緒にデプロイされます。システム管理者が組織 VDC 内の Edge Gateway にリソースを提供する Edge クラスタを作成して、割り当てておいた場合でも、隔離されたネットワークの Edge Gateway は Edge クラスタにデプロイされず、vSphere のシステム リソース プールにデプロイされます。

  • ストレージ ポッドまたはクラスタでストレージ ポリシーをバッキングしていると、ストレージ ポリシーで VMware Cloud Director IOPS 制限を有効にできない

    Service Provider Admin Portal で、1 つ以上のストレージ ポッドまたはクラスタがストレージ ポリシーをバッキングしている場合に、[影響のある配置] フラグをオフにしても、そのストレージ ポリシーに VMware Cloud Director の IOPS 制限を有効にすることはできません。

  • 空の vApp の所有者を変更すると、エラー メッセージが表示される

    仮想マシンが含まれていない vApp で、vApp の所有者を変更しようとすると、エラー メッセージが表示されます。
    このアクションは実行できません。クラウド管理者にお問い合わせください。

  • 仮想マシン コンソールのタブを閉じた後に仮想マシンの Web コンソールを再起動すると失敗する

    テナント ポータルで仮想マシンの Web コンソールを起動し、コンソールがロードされる前に Web コンソール タブを閉じてから、同じコンソールを再起動すると、失敗します。

  • VMware Cloud Director API を使用して、VDC コンピューティング ポリシーの説明、割り当てポリシーの ID、割り当てポリシーの組織 ID、割り当てプールの説明、および割り当てプールの定義による並べ替えや検索を行った場合、エラー メッセージが表示されない

    VMware Cloud Director API を使用して、VDC コンピューティング ポリシーの説明、割り当てポリシーの ID、割り当てポリシーの組織 ID、割り当てプールの説明、および割り当てプールの定義による並べ替えや検索を行った場合、これらのパラメータが許可されていないにもかかわらず、エラー メッセージは表示されません。

  • Service Provider Admin Portal に、既存の LDAP サーバ構成を削除または無効にするオプションがない

    Service Provider Admin Portal には、既存の LDAP サーバ構成を削除または無効にするオプションがありません。

  • 英語以外の言語で、バッジによる仮想マシンまたは vApp のフィルタリングを実行すると、結果が表示されない

    テナント ポータルで高度なフィルタリングを使用して、英語以外の言語でバッジによる仮想マシンまたは vApp のフィルタリングを実行すると、結果が表示されません。フィルタとして選択したバッジでタグ付けされている仮想マシンおよび vApp がある場合でも、以下のメッセージが表示されます。仮想マシン/vApp が見つかりません

  • 仮想マシン テンプレートから新しい仮想マシンを作成すると、エラー メッセージが表示されて失敗する

    仮想マシン テンプレートにインデックス番号がゼロの NIC が含まれていない場合、仮想マシン テンプレートから新しい仮想マシンを作成すると、エラー メッセージが表示されて失敗します。
    プライマリ ネットワーク インターフェイスのインデックスが仮想マシンのネットワーク インターフェイスと一致しない

  • 仮想マシンのグリッド リスト表示の [プライマリ ネットワーク] 列の下に情報アイコンが表示されない

    グリッド ビューに仮想マシン リストを表示しているときに、ネットワーク名が [プライマリ ネットワーク] 列の幅より長い場合、ネットワーク名の横に情報アイコンが表示されません。

  • 仮想マシンの詳細を表示しようとすると失敗することがある

    テナント ポータルで、仮想マシンの詳細を表示しようとすると、[仮想マシンの詳細] 画面が使用できなくなります。この問題は、仮想マシンのハードウェア バージョンが、組織をバッキングしているプロバイダ VDC でサポートされていない場合に発生します。

  • vApp 間で仮想マシンをコピーするときに、仮想マシンの固定 IP アドレスを指定できない

    テナント ポータルで、vApp 間の仮想マシンのコピーを行って、NIC を設定すると、仮想マシンの固定 IP アドレスを入力できなくなります。

  • vCenter Server 内の複数の仮想マシンを vApp としてインポートしようとすると、失敗することがある

    テナント ポータルで、vCenter Server 内の複数の仮想マシンを vApp としてインポートしようとすると、インポート用に選択した最初の仮想マシンが仮想マシン リストの最初のページに含まれていない場合、その次の仮想マシンのインポートが失敗します。こ問題は、最初の仮想マシンのインポート プロセスを完了しないでウィザードを終了した場合でも発生します。

  • 事前構成された仮想マシン サイジング ポリシーの中に、[新しい仮想マシン] ウィザードで表示されないものがある

    ディスク容量、メモリ、および CPU の VMware Cloud Director システム要件を満たしていない仮想マシン サイジング ポリシーを作成した場合、新しい仮想マシン ウィザードを実行しても、それぞれの仮想マシン サイジング ポリシーが表示されないため、新しい仮想マシンに割り当てることができません。

  • vApp と仮想マシンを状態で並べ替えることができない

    VMware Cloud Director テナント ポータルの 並べ替え基準 ドロップダウン メニューに、vApp または仮想マシンの状態を基準として並べ替えるオプションが表示されません。

  • 既存の vApp に vCenter Server 仮想マシンをインポートすると、仮想マシンが別のデータストアに再配置される

    複数のデータストアが構成されている vCenter Server のストレージ ポッドに仮想マシンが配置されている場合、VMware Cloud Director の既存の vApp に仮想マシンをインポートする際に、Storage DRS はストレージ ポッド内の別のデータストアの方が適していると判断し、仮想マシンを別のデータストアに再配置することがあります。

  • VMware Cloud Director のマルチサイト環境では、サイト間の組織の URL リダイレクトが行われない

    VMware Cloud Director マルチサイト環境で、Site1 にある組織の名前に大文字が含まれている場合、Site2 の URL を使用して組織の Web ページにアクセスしようとしても、Site2 の URL から Site1 の URL にリダイレクトされません。
     

  • プロバイダ VDC ストレージ ポリシーで 1 秒あたりの I/O 処理数 (IOPS) の設定が有効になっている場合に、新規または既存の vApp に仮想マシンを追加すると、エラー メッセージが表示されて失敗する

    ストレージ ポリシーの IOPS 設定を有効にして、IOPS キャパシティを 0 より大きい値に設定した場合、仮想マシン テンプレートからインスタンス化された仮想マシンを新規または既存の vApp に追加すると、エラー メッセージが表示されて失敗します。
    仮想マシンについて要求されたディスク IOPS 0 は最大許容 IOPS を超えています

  • VMware Cloud Director テナント ポータルの専用の vCenter Server インスタンスにアクセスできない

    専用の vCenter Server インスタンスのプロキシ ターゲット ホスト名に大文字が含まれている場合に、VMware Cloud Director テナント ポータルで専用 vCenter Server インスタンスのカードをクリックしても、何も行われず、エンドポイントを開くことはできません。

  • VMware Cloud Director 10.2 へのアップグレード後に、組織 VDC のプロパティを開くと、エラー メッセージが表示される

    コンピューティング ポリシーが導入されていない以前のバージョンから VMware Cloud Director 10.2 にアップグレードした後に、組織 VDC のプロパティを開くと、エラー メッセージが表示されて失敗します。
    null 以外のプロパティは、null 値または次に示す transient 値を参照します。com.vmware.vcloud.common.model.vdc.VdcComputePolicyModel.policyType

  • VMware Cloud Director テナント ポータルで、組織仮想データセンターのデフォルト ストレージ ポリシーを変更できない

    組織仮想データセンターのデフォルトのストレージ ポリシーを変更しようとしても、[デフォルトとして設定] をクリックした後で何も起こらず、デフォルトのストレージ ポリシーを変更できません。

  • [ストレージ ポリシーの追加] ウィザードで、ソース プロバイダ仮想データセンターで使用可能なストレージ ポリシーの完全なリストが表示されない

    [ストレージ ポリシーの追加] ウィザードには、ソース プロバイダ仮想データセンターで使用可能なストレージ ポリシーの最初のページしか表示されません。次のページに移動すると、ウィザードには空のデータ グリッドが表示され、使用可能なストレージ ポリシーの完全なリストを確認できません。

  • 組織仮想データセンターでストレージ ポリシーを無効にしようとして、プロバイダ仮想データセンターを無効にしてしまう

    使用可能なストレージ ポリシーのリストで、無効にするポリシーを選択するために下方向にスクロールすると、誤ってプロバイダ仮想データセンターを無効にしてしまいます。これは、下方向にスクロールするとストレージ ポリシーのアクション バーが表示されなくなり、表示されたままのプロバイダ仮想データセンターのアクション バーから誤って [無効] を選択してしまうために発生します。

既知の問題

  • New:予約プール仮想データセンターを Flex 組織仮想データセンターに変換すると、仮想マシンが非準拠になる

    予約プール割り当てモデルを使用する組織仮想データセンターで、一部の仮想マシンに CPU とメモリのゼロ以外の予約、CPU とメモリの無制限でない構成、またはその両方がある場合、Flex 組織仮想データセンターに変換した後でこれらの仮想マシンは非準拠になります。仮想マシンを再び準拠状態にしようと試みると、システムは予約と制限に関して誤ったポリシーを適用して、CPU およびメモリの予約をゼロに設定し、制限を [制限なし] に設定します。

    回避策:

    1. システム管理者が、正しい構成の仮想マシン サイジング ポリシーを作成する必要があります。
    2. システム管理者が、変換後の Flex 組織仮想データセンターに新しい仮想マシン サイジング ポリシーを発行する必要があります。
    3. テナントは、VMware Cloud Director API または VMware Cloud Director テナント ポータルを使用して、Flex 組織 VDC 内の既存の仮想マシンに仮想マシン サイジング ポリシーを割り当てることができます。
  • New:VMware Cloud Director API 呼び出しで vCenter Server 情報を取得すると、UUID ではなく URL が返される

    vCenter Server インスタンスを登録するときに、登録が失敗し、API 呼び出しを行って vCenter Server 情報を取得すると、VMware Cloud Director API は想定された UUID ではなく URL を誤って返します。この問題は、VMware Cloud Director バージョン 10.2 以前への最初の登録に失敗した vCenter Server インスタンスでも発生します。

    回避策:なし。

  • New:vCenter Server 7.0 Update 2a または Update 2b にアップグレードした後、Tanzu Kubernetes Grid クラスタを作成できない

    基盤となる vCenter Server のバージョンが 7.0 Update 2a または Update 2b の場合、Kubernetes Container Clusters プラグインを使用した Tanzu Kubernetes Grid クラスタの作成に失敗します。

    回避策:なし。

  • Kubernetes Container Clusters プラグインを使用して Tanzu Kubernetes クラスタを作成すると失敗する

    Kubernetes Container Clusters プラグインを使用して Tanzu Kubernetes クラスタを作成する場合は、Kubernetes のバージョンを選択する必要があります。ドロップダウン メニューのバージョンの中には、バッキングしている vSphere インフラストラクチャと互換性のないものがあります。互換性のないバージョンを選択すると、クラスタの作成が失敗します。

    回避策:失敗したクラスタのレコードを削除し、互換性のある Tanzu Kubernetes バージョンを使用して再試行してください。Tanzu Kubernetes と vSphere の非互換性の詳細については、「vSphere with Tanzu 環境の更新」を参照してください。

  • vApp で仮想マシンのリストを開いて、[複数選択] オプションを有効にすると、[アクション] メニューが使用できなくなる 

    vApp で仮想マシンのリストを開いて、[複数選択] オプションを有効にすると、[アクション] メニューが使用できなくなります。複数の仮想マシンを選択することはできますが、これらの仮想マシンでアクションを同時に実行することはできません。

    回避策:なし。

  • テナント ポータルのユーザー インターフェイスからサブスクライブされているカタログの [公開設定] を更新した後、このカタログを同期すると、「401 Unauthorized」エラーが発生して失敗する

    テナント ポータルのユーザー インターフェイスからサブスクライブされているカタログの [公開設定] を更新した後、このカタログを同期すると、「401 権限がありません」エラーが発生して失敗します。この問題は、カタログの設定を更新すると、既存のパスワードが削除され、null に設定されるために発生します。

    回避策:カタログの [公開設定] を更新し、テナント ポータルのユーザー インターフェイスからパスワードを再設定します。

  • VMware Cloud Director をバージョン 10.1.2 からバージョン 10.2 にアップグレードすると、不正確なエラーが報告される

    VMware Cloud Director をバージョン 10.1.2 からバージョン 10.2 にアップグレードすると、次のような不正確なエラー メッセージが表示されます。

    エラー:別のバージョンの VMware Cloud Director の RPM がすでにインストールされていますが、バージョンが認識されないため、このリリースからのアップグレードはサポートされません。このアップグレードは正常に実行されませんが、ユーザーはリスクを認識したうえで続行できます。

    VMware Cloud Director のバージョン 10.1.2 から 10.2 へのアップグレードはサポートされているため、エラー メッセージは無視する必要があります。

    回避策:このエラーは無視してください。

  • VMware Cloud Director アプライアンスを再起動すると、サービス API またはアプライアンス管理ユーザー インターフェイスから、vmware-vcd サービスが失敗状態であると報告されることがある

    VMware Cloud Director アプライアンスを再起動すると、サービス API またはアプライアンス管理ユーザー インターフェイスから、vmware-vcd サービスが失敗状態であると誤って報告されることがあります。これは OS ネットワーク スタックが使用可能になる前に、vmware-vcd サービスが起動を試行した場合に発生します。その結果、サービスは失敗状態になり、サービスが 1 つ以上のポートにバインドできなかったことを示すエラー メッセージが表示されます。その後、vcd-watchdog によって vmware-vcd サービスは正常に起動されますが、systemd サービス ステータスには反映されません。

    回避策:

    1. systemctl reset-failed vmware-vcd.service を実行します。
    2. systemctl start vmware-vcd.service を実行します。
  • 組織内にサブスクライブされているカタログがある場合、VMware Cloud Director をアップグレードすると、カタログの同期に失敗する

    アップグレード後、組織内にサブスクライブされているカタログがある場合、VMware Cloud Director は公開されたエンドポイント証明書を自動的に信頼しません。証明書を信頼していない場合、コンテンツ ライブラリの同期に失敗します。

    回避策:各カタログ サブスクリプションの証明書を手動で信頼します。カタログ サブスクリプションの設定を編集する際、[初回使用時に信頼する (TOFU)] ダイアログが表示され、リモート カタログ証明書を信頼するように求められます。
    証明書の信頼に必要な権限を持っていない場合は、組織管理者に確認します。

  • VMware Cloud Director をアップグレードして、Tanzu Kubernetes クラスタの作成を有効にすると、自動生成されたポリシーが使用不能になり、ポリシーを作成または公開できなくなる

    VMware Cloud Director をバージョン 10.2 に、vCenter Server をバージョン 7.0.0d にアップグレードし、スーパーバイザー クラスタによってバッキングされるプロバイダ仮想データセンター (VDC) を作成すると、VMware Cloud Director で VDC の横に Kubernetes のアイコンが表示されます。ただし、新しいプロバイダ仮想データセンターには自動生成された Kubernetes ポリシーがありません。Kubernetes ポリシーを作成するか、組織仮想データセンターに公開しようとしても、使用可能なマシン クラスはありません。

    回避策:Kubernetes エンドポイント証明書を手動で信頼します。詳細な手順については、https://kb.vmware.com/s/article/80996 を参照してください。

  • Setup DRaaS and Migration プラグインが、VMware Cloud Director ユーザー インターフェイスの上部のナビゲーション バーに 2 回表示される

    この問題は、vCloud Availability 4.0.0 が VMware Cloud Director Availability 4.0.0 にブランド変更されたため、2 つのプラグインが存在することが原因で発生します。VMware Cloud Director は vCloud Availability 4.0.0 プラグインを自動的に無効にしません。古いバージョンと新しいバージョンが、[詳細] の下の上部のナビゲーション バーに Setup DRaaS and Migration プラグインとして表示されます。

    回避策:vCloud Availability 4.0.0 プラグインを無効にします。プラグインを無効にする方法については、「プラグインの有効化/無効化」を参照してください。

  • プロバイダ VDC の Kubernetes ポリシーが参照するスーパーバイザー クラスタがプロバイダ VDC のプライマリ クラスタでない場合、このポリシーを VDC に公開できない

    複数のスーパーバイザー クラスタを含むプロバイダ VDC がある場合、プライマリ以外のスーパーバイザー クラスタを参照するプロバイダ VDC の Kubernetes ポリシーを公開すると、LMException エラーが発生して失敗します。

    回避策:プロバイダ VDC が 1 つのスーパーバイザー クラスタによってバッキングされ、そのクラスタがプライマリ クラスタであることを確認します。プロバイダ VDC は、ホスト クラスタとスーパーバイザー クラスタによってバッキングできますが、スーパーバイザー クラスタはプライマリである必要があります。

  • ラテン文字以外の文字を含む Kubernetes クラスタ名を入力すると、[新規クラスタの作成] ウィザードの [次へ] ボタンが無効になる

    Kubernetes Container Clusters プラグインは、ラテン文字のみをサポートしています。ラテン文字以外の文字を入力すると、次のエラーが表示されます。名前は文字で開始する必要があり、英数字またはハイフン (-) のみを使用できます。(最大 128 文字)。

    回避策:なし。

  • Kubernetes Container Clusters プラグインで、ロード中にデータ グリッドに何も表示されない場合がある

    Kubernetes Container Clusters プラグインでは、ロード中のスピナーが表示されないため、ロード中に一部のデータ グリッドには何も表示されません。

    回避策:なし。

  • TKGI クラスタのサイズを変更すると、データ グリッド内の一部の値が空白または該当なしとして表示される

    VMware Tanzu Kubernetes Grid Integrated Edition (TKGI) クラスタのサイズを変更すると、データ グリッド ビューの組織と仮想データセンターのクラスタの値が空白または該当なしと表示されます。

    回避策:なし。

  • 複数選択グリッドをフィルタリングするときに、別のページに移動すると、フィルタリングされた項目が表示されなくなる

    複数選択グリッドで結果をフィルタリングしたときに、使用できるページが複数ある場合は、フィルタ結果の次のページ以降に何も表示されません。この問題は、リストから複数の項目を選択してフィルタリングした場合(たとえば、組織 VDC にストレージ ポリシーを追加したり、vApp または仮想マシンをユーザーやグループで共有したりした場合)に、ダイアログ ボックス内で発生します。

    回避策:グリッドのいずれかの列のサイズを変更します。

  • 優先順位を使用してアドバイザリをフィルタリングすると、内部サーバ エラーが発生する

    VMware Cloud Director API を使用している場合に、アドバイザリに優先順位フィルタを適用すると、エラーが発生して失敗します。

    "minorErrorCode": "INTERNAL_SERVER_ERROR" "message": "[ d0ec01b3-019f-4ed2-a012-1f7f5e33cb7f ] java.lang.String cannot be cast to java.lang.Integer"

    回避策:すべてのアドバイザリを取得して、手動でフィルタリングします。詳細については、VMware Cloud Director OpenAPI のドキュメントを参照してください。

  • API ドキュメントに、アドバイザリの優先順位の並べ替え順に関する誤った説明が表示される

    アドバイザリ モデル オブジェクトには、作成する各アドバイザリの緊急度を指定するための優先順位フィールドが含まれています。アドバイザリ API のドキュメントには、優先順位が降順で並べ替えられていると誤って記載されています。VMware Cloud Director API ドキュメントには、アドバイザリの優先順位が昇順で表示されています。

    回避策:なし。

  • vApp ユーザーがテンプレートから vApp を作成する際に、「操作は拒否されました」というメッセージが表示されることがある

    割り当てられているユーザー ロールが vApp ユーザーである場合、テンプレートから vApp を作成する際に、vApp 内の仮想マシンの仮想マシン サイジング ポリシーをカスタマイズすると、「操作は拒否されました」というメッセージが表示されます。この問題は、vApp ユーザー ロールでは vApp をテンプレートからインスタンス化できますが、このロールには仮想マシンのメモリ、CPU、またはハード ディスクをカスタマイズできる権限が含まれていないために発生します。サイジング ポリシーを変更することで、仮想マシンのメモリまたは CPU を変更できます。

    回避策:なし。

  • NFS のダウンタイムによって VMware Cloud Director アプライアンスのクラスタ機能が誤動作することがある

    NFS 共有に空きがない、または読み取り専用になっているなどの理由で NFS が使用できない場合、アプライアンスのクラスタ機能が誤動作する可能性があります。NFS が停止している、またはアクセスできない場合、HTML5 ユーザー インターフェイスは応答しません。影響を受ける可能性のあるその他の機能として、障害が発生したプライマリ セルのフェンス、スイッチオーバー、スタンバイ セルの昇格などがあります。NFS 共有ストレージを正しく設定する方法については、「VMware Cloud Director アプライアンスに対する転送サーバ ストレージの準備」を参照してください。

    回避策: 

    • NFS の状態を read-only にならないように修正します。
    • NFS 共有に空きがない場合は、クリーンアップします。
  • マルチサイト環境で vCenter Server および NSX のリソースを追加しているときにエンドポイントを信頼した場合、統合証明書ストレージ領域にエンドポイントが追加されない

    マルチサイト環境で HTML5 ユーザー インターフェイスを使用しているときに、vCloud Director 10.0 サイトにログインするか、vCenter Server インスタンスを vCloud Director 10.0 サイトに登録しようとしても、VMware Cloud Director がエンドポイントを統合証明書ストレージ領域に追加しません。 

    回避策:

    • 証明書を VMware Cloud Director 10.1 サイトにインポートするには、API を使用します。
    • 証明書管理機能をトリガするには、VMware Cloud Director 10.1 サイトの SP Admin Portal に移動し、サービスの [編集] ダイアログに移動して、[保存] をクリックします。
  • vCenter Server バージョン 6.5 以前で名前付きディスクを暗号化すると、エラーが発生して失敗する

    vCenter Server インスタンス バージョン 6.5 以前の場合、新規または既存の名前付きディスクを暗号化が有効になっているポリシーに関連付けると、操作が失敗し、「このバージョンの vCenter Server では、名前付きディスクの暗号化はサポートされていません。」というエラーが表示されます。

    回避策:なし。

  • Firefox で VMware Cloud Director Service Provider Admin Portal を使用している場合に、テナント ネットワーク画面をロードできない

    Firefox で VMware Cloud Director Service Provider Admin Portal を使用すると、組織仮想データセンターの [ファイアウォールの管理] 画面などのテナント ネットワーク画面の読み込みに失敗することがあります。この問題は、Firefox ブラウザでサードパーティの Cookie をブロックするように設定していると発生します。

    回避策:Firefox ブラウザで、サードパーティの Cookie を許可するよう設定します。詳細については、「https://support.mozilla.org/ja-JP/」に移動し、ナレッジベースの記事「Cookie が無効にされていると表示される」を参照してください。

  • VMware vSphere Storage APIs Array Integration (VAAI) 対応 NFS アレイ上、または vSphere Virtual Volumes (VVols) 上に作成されている高速プロビジョニングされた仮想マシンを統合できない

    ネイティブ スナップショットが使用されている場合、高速プロビジョニングされた仮想マシンのインプレイス統合はサポートされません。VAAI 対応データストアおよび VVols では、ネイティブ スナップショットが常に使用されます。高速プロビジョニングされた仮想マシンがこれらのいずれかのストレージ コンテナにデプロイされている場合、その仮想マシンを統合することはできません。

    回避策:"VAAI 対応 NFS または VVols を使用する組織仮想データセンターで高速プロビジョニングを有効にしてはいけません。 "VAAI または VVol のデータストアにスナップショットを持つ仮想マシンを統合するには、その仮想マシンを別のストレージ コンテナに再配置します。

  • VMware Cloud Director API を使用して、テンプレートから仮想マシンを作成するときに、デフォルトのストレージ ポリシーを指定しなかった場合、テンプレートに対してストレージ ポリシーが設定されていなければ、新しく作成された仮想マシンは、ソース テンプレート自体のストレージ ポリシーを使用する

    VMware Cloud Director API を使用して、テンプレートから仮想マシンを作成するときに、デフォルトのストレージ ポリシーを指定しなかった場合、テンプレートに対してストレージ ポリシーが設定されていなければ、新しく作成された仮想マシンは、デプロイ先の組織仮想データセンターのストレージ ポリシーは使用せずに、ソース テンプレート自体のストレージ ポリシーを使用します。

    回避策:なし。

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