1 つ以上の Linux サーバに VMware Cloud Director ソフトウェアをインストールするか、VMware Cloud Director アプライアンスの 1 つ以上のインスタンスをデプロイして、VMware Cloud Director サーバ グループを作成します。インストール プロセス中に、最初の VMware Cloud Director 構成を実行します。これには、ネットワーク接続とデータベース接続の確立が含まれます。
Linux 用の VMware Cloud Director ソフトウェアには外部データベースが必要ですが、VMware Cloud Director アプライアンスでは組み込みの PostgreSQL データベースが使用されます。
VMware Cloud Director サーバ グループを作成したら、vSphere リソースに VMware Cloud Director インストールを統合します。ネットワーク リソースの場合、VMware Cloud Director は NSX Data Center for vSphere、NSX-T Data Center、またはその両方を使用できます。
既存の VMware Cloud Director インストールをアップグレードすると、VMware Cloud Director ソフトウェアとデータベース スキーマが更新され、サーバ、データベース、および vSphere 間の既存の関係は元のまま維持されます。
Linux 上の既存の VMware Cloud Director インストールを VMware Cloud Director アプライアンスに移行する場合は、VMware Cloud Director ソフトウェアを更新し、データベースをアプライアンス内の組み込みデータベースに移行します。