システム内の 1 つ以上の組織に公開できるグローバル テナント ロールを作成できます。

VMware Cloud Director の初回インストールおよびセットアップ後、システムには、すべての組織に公開される事前定義済みグローバル テナント ロールが含まれています。事前定義済みロールの詳細については、「事前定義ロールとその権限」を参照してください。

システムにカスタム グローバル ロールを追加することもできます。

手順

  1. 上部ナビゲーション バーで [管理] を選択します。
  2. 左側のパネルの [テナント アクセス コントロール] で、[グローバル ロール] を選択します。
  3. [追加] をクリックします。
  4. 新しいロールの名前と、オプションで説明を入力します。
  5. ロールに関連付ける権限を選択します。
    権限は、関連するオブジェクトへのアクセス権を表示および管理するために、カテゴリとサブカテゴリにグループ化されています。

    権限はサブカテゴリ別に表示または管理するか、グローバルに表示または管理して、個別に選択することができます。

    カテゴリー 説明
    アクセス コントロール 組織、権限、ロール、およびユーザーを表示して管理するための権限が含まれています。
    管理 一般的な設定やマルチサイトの設定を表示して管理するための権限が含まれています。
    コンピュート 組織およびプロバイダの仮想データセンター、vApp、組織仮想データセンター テンプレート、および仮想マシンの監視を表示して管理するための権限が含まれています。
    拡張機能 VMware Cloud Director プラグインおよび拡張機能を表示して管理するための権限が含まれています。
    インフラストラクチャ vSphere リソースを表示して管理するための権限が含まれています。
    ライブラリ カタログおよびカタログ項目を表示して管理するための権限が含まれています。
    ネットワーク ネットワーク リソースを表示して管理するための権限が含まれています。
  6. [保持] をクリックします。

結果

作成時、新しいグローバル テナント権限は、VMware Cloud Director プロバイダの組織のみが利用できます。

次のタスク

新しく作成したロールは、システム内の 1 つ以上の組織に公開できます。グローバル テナント ロールの公開または公開の解除を参照してください。