NSX-T Data Center の Tier-0 ゲートウェイによってバッキングされた Edge Gateway は、経路指定された組織 VDC ネットワークにロード バランシング、ネットワーク アドレス変換、ファイアウォールなどのサービスを提供します。
前提条件
NSX-T Data Center Edge Gateway をデプロイするためのシステム要件の詳細については、『NSX-T Data Center 管理ガイド』を参照してください。
バージョン 10.1 以降の VMware Cloud Director では、専用の Tier-0 ゲートウェイ構成がサポートされています。Tier-0 ゲートウェイを VMware Cloud Director Edge Gateway 専用にすると、ルートのアドバタイズ管理や Border Gateway Protocol (BGP) 構成などの追加の Edge Gateway サービスがテナントに提供されます。詳細については、専用の Tier-0 ゲートウェイを参照してください。
VMware Cloud Director では、基本的な NSX-T Data Center Edge クラスタ設定がサポートされています。NSX Edge クラスタの詳細については、『NSX-T Data Center インストール ガイド』を参照してください。
手順
- 上部ナビゲーション バーで [リソース] を選択し、[クラウド リソース] をクリックします。
- 左側のパネルで [Edge Gateway ] をクリックします。
- [新規] をクリックします。
- Edge Gateway を作成する、NSX-T Data Center によってバッキングされる組織仮想データセンターを選択し、[次へ] をクリックします。
- 新しい Edge Gateway の名前と、オプションで説明を入力します。
- Edge Gateway の BGP およびルート アドバタイズを有効にするには、[専用の Tier-0 ゲートウェイ] オプションをオンにして、[次へ] をクリックします。
- 新しい Edge Gateway を接続する Tier-0 ゲートウェイを選択して、[次へ] をクリックします。
[専用の Tier-0 ゲートウェイ] オプションをオンに切り替えると、他の Edge Gateway がこの外部ネットワークにアクセスできなくなります。
- 新しい Edge Gateway をデプロイする Edge クラスタを選択し、[次へ] をクリックします。
Tier-0 ゲートウェイに関連付けられているものとは異なる Edge クラスタ上で Edge Gateway サービスを実行する場合は、別の Edge クラスタを使用するように Edge Gateway を設定できます。
- Edge Gateway が接続されている外部ネットワークの Edge クラスタを使用します。
- Edge Gateway をデプロイする組織仮想データセンターで使用できる Edge クラスタのリストから選択します。
- (オプション) Edge Gateway に割り当てられている IP アドレスまたは IP アドレス範囲を編集し、[次へ] をクリックします。
- [設定内容の確認] 画面の内容を確認し、[完了] をクリックします。