データストアで使用可能な容量として指定したしきい値に到達したら VMware Cloud Director から E メールを受信するように、ストレージ コンテナの低ディスク容量しきい値を構成できます。これらの警告により、問題が発生する前に、ディスク領域が少ないことが通知されます。
手順
- 上部ナビゲーション バーで [リソース] を選択し、[クラウド リソース] をクリックします。
- 左側のパネルで [プロバイダ VDC] を選択し、ターゲット プロバイダ仮想データセンターの名前をクリックします。
- [ストレージ コンテナ] タブを選択します。
- ストレージ コンテナの名前をクリックして[編集] をクリックします。
- ストレージ コンテナのディスク容量しきい値を選択します。
黄色と赤の 2 つのしきい値を設定できます。スタンドアロン データストア上でしきい値を設定すると、しきい値はそのデータストアにのみ適用されます。データストア クラスタにしきい値を設定すると、しきい値はクラスタ内のすべてのデータストアに適用されます。デフォルトでは、VMware Cloud Director は、スタンドアローン データストアまたはデータストア クラスタの合計容量の 15% に赤色のしきい値を、25% に黄色のしきい値を設定します。
データストア クラスタ上のデフォルトのしきい値はクラスタの合計容量に基づいているため、しきい値はクラスタ内の個々のデータストアの容量を超える場合があります。データストア クラスタにしきい値を設定する場合は、クラスタ内の各データストアの容量を考慮し、デフォルトのしきい値設定を使用するのではなく、しきい値を手動で設定してください。
- [保存] をクリックします。
結果
VMware Cloud Director は、データストアを使用するすべてのプロバイダ仮想データセンターのしきい値を設定します。
VMware Cloud Directorは、データストアがしきい値を超えるとメール アラートを送信します。データストアがその赤色のしきい値に到達すると、仮想マシン配置エンジンは、すでに配置済みのインポートされた仮想マシンを除き、そのデータストアに対する新しい仮想マシンの配置を停止します。